ルルドの受難を乗り越えて、奇跡の水をもらって来た

ポー川のほとりに立つカテドラル
(ポー川のほとりに立つルルドの大聖堂)

筆リンパドレナージュ・セラピストの小笠原さんと何かのきっかけで(何だったか忘れた)、ルルドに行こう!という話になり、小笠原さんがパリに来る時期に、一緒に行く計画を立てることに。今回、日本から小笠原さんと一緒に来て、マレのイベントでお抹茶を点ててくれた茶道家佐古宗亜さんも一緒の女三人旅。

ルルドといえば、奇跡の水である。
1858年、ポー川に近い洞窟に薪を拾いに行った14歳の少女ベルナデットの前に聖母マリアが出現。その後、ベルナデットは18回も聖母マリアに会い、「泉で水を飲み、顔を洗いなさい」と告げられる。すると、洞窟近くから泉が湧きだし、この水を飲んだり、身体を清めたりして、難病が奇跡的に治癒する例が続き、今では、世界各地から年間に500万人が訪れる、カトリック最大の巡礼地となっている。

前から興味があったんだけど、これまで行く機会がなかった。
うちの夫に奇跡の水を汲みにルルドに家族旅行しようなんて言ったらバカにされそうだし。そう、うちの夫は信心が足りない、だから病気やケガばかりしているのかも。

ルルドまでは、パリから飛行機で1時間15分。私は飛行機があまり好きではないので、時間がかかってもTGV(フランスの新幹線)で行きたい。で、TGVだとパリから直通で4時間半。以前、パリから南仏トゥーロンまでTGVに乗って4時間弱だったが、快適だった。しかし、日本から来る人に電車の長旅を勧めるのもなぁ、としばし悩む。
ただ、飛行機だと搭乗1時間前までにオルリー空港まで行き、ルルドの空港からも市内までバスに乗らねばならず面倒だ(フランスのバスは定刻通りに来ないし)。スペインに行った時、オルリーに向かうバスが渋滞に巻き込まれ、おまけにチェックインカウンターに長蛇の列で、飛行機に乗り遅れかけた嫌な思い出もある。
電車なら、ルルド駅から聖域(聖堂、泉のある場所)まで歩いて行けるし、帰りも、ホテルに荷物を預けて、電車の出発時間ぎりぎりまで観光できるし(何もないだろうルルドの空港で時間つぶすよりはいいかと)。また、小笠原さんのパリの定宿がサンジェルマンデプレなので、ルルド行きTGVの発着駅モンパルナスに近い(歩いて行けなくもない)、それにTGVは早割で買えば、飛行機チケットの3分の1ほどの値段だ。
と、TGVを提案すると、「江草さんにお任せします」。
では、さっそく、と、ホテルとTGVチケットを予約しようとしたところから、“ルルドの受難”が始まったのであった。

ホテルをネットで検索していたら、いきなり雷が鳴り始め、突然、インターネットが繋がらなくなる。慌ててプロバイダーのorangeに電話。最近は自動音声の操作で、ネットが復活したりする。今回もそれですぐにネットが回復したのでほっとしたが、雷のせいでルーターに支障が発生した可能性があるので、交換するようにと言われる(自動音声で)。3日後に近くの配送ポイント(町の商店街にあるスポーツ用品店)に届くとのこと。繋がったり繋がらなかったりのインターネットにいらいらしながら、ルーターの到着を待つ。
で、新しいルーターをセットしたら、全く繋がらなくなる・・。すぐにorangeに電話すると、「技術者に見に行かせます」、「急いでいるんですけど」、「では、明日の午後に」!対応早いじゃない、フランスにしては。

翌日、技術者がまず、一人来て、でっかい測定器で色々調べ「電線の問題ですね」と言って、作業車に戻ると、そこで待機していたもう一人の作業員とうちの近くの電柱近くに車を寄せ、クレーンとはしごを使って、電柱から我が家の屋根まで通っている電線を交換するという大掛かりな作業を始める。電線と電話回線を繋ぐ接続端子みたいなものもぼろぼろになっていて、「これが原因ですよ」と、まさか、この家が建てられた時からずっと取り換えていなかったとか(築50年ほどの家です)。

無事、ネットが繋がり、まずは、ルルド駅のすぐ隣にあるらしいホテルをbooking.comで予約。キッチン付きのアパルトマンホテルで(治療のために長逗留する人向け?)、3人部屋(ソファベッドではなく、普通のベッドが3台)で、72.3ユーロと安い!

TGVは早割で朝6時50分発の電車だとたったの35ユーロ、戻りは倍以上するが、でも、往復100ユーロ程度っていうのは安い、と往復の電車を選んだところで、いきなり、パソコン画面にくるくるマークが出て、フリーズする・・。嫌な予感。そういえば、10年くらい前にロンドン行きユーロスターのチケットを取ろうとした時も同じようなことがあり、結局、街中のSNCF(フランス国鉄)の販売所まで買いに行ったっけ。当時、SNCFのサイトはトラブルが多いと聞いていたが、あれから10年経っているし、いくらなんでも改良されているだろうと思いつつ、サイトのトラブルならすぐにアクセスしても同じことが起こりそうなので、一日待つことにする。

で、翌日またアクセスして、順調に進んでいたのだが、乗客全員の姓名および生年月日まで入力しなければいけないことが発覚。それで、小笠原さんにメッセージを送って、返事を待つ。
そうこうしているうちに、行きのチケットの値段が10ユーロも上がってしまい、慌てる。
今度こそ、と予約画面をどんどん進んでいき、最後、カード番号を入力し、携帯電話に銀行から送られてくるセキュリティコードを入れたところ、突然、まったく関係のない宣伝画面のようなところに飛んでしまう!!ここでもう一度同じことを繰り返して二重引き落とになったらたいへん、と2日待つことに。

しかし、このチケットの取りにくさは??ベルナデット様は私たちにルルド来てほしくないのか?
と、小笠原さんに愚痴メールを送ると、「物見遊山気分ではなく、心して来るように、というベルナデットのメッセージでしょう」との返事が。・・なるへそ。

銀行口座をチェックしチケット代金が引き落とされていないことを確認し、もう一度、サイトでの予約に挑戦し、同じ目にあい、もう、こうなったら駅の販売所で購入してやれ、とパリに出たついでにサンラザール駅のチケット売り場に行くと、ものすごい人が順番を待っていて、挫ける。
チケットの値段はなぜかどんどん高くなっていくし、こんなに購入にたどり着けないのはルルドに行くな、ということなのだろうか?とどうしようもないことを考えていたら、ルルド出発予定の日に公務員ストが予定されていることが分かる・・。

そして1週間後には小笠原さんたちがパリに到着する、という日に、元和太鼓仲間のT子さんとセーヌに浮かぶ船の中のカフェで待ち合わせ、ルルドの受難について愚痴ると、「うちの近所にSNCFの販売所があって、そこはいつも空いてるし、ここから歩いてすぐだから」と親切に連れて行ってくれる。結局、パリ7区の販売所で、5分と待たずにGET。正規料金を払うはめになったが、安いチケットと違って、変更可能なので、何かあった時に(まだ何かありそう)対応できるからいいや、と。一応、その時に「サイトで予約しようと思ったら、何度やっても、うまくいきませんでした」と文句を言ったら、「よくあることです」と返される。すみませんの一言もないのが、さすがフランス、もうすっかり慣れたけど。
ちなみにストでTGVが動かなければ、全額払い戻してくれるという、当然のことだが。

6時50分のTGVに乗るとすれば、郊外に住んでいる私は、郊外電車が遅れることも計算に入れ、4時起きかなぁ、と考えていたら、小笠原さんと佐古さんが、前日は自分たちのアパルトマンホテルに泊まれば、と言ってくれたので、お言葉に甘えることにする。

ルルド出発前々日に、な、なんと小笠原さんが、日程を一日勘違いしていたことが発覚。火~水曜の予定を水~木曜と思い込んでいたという。火曜の予定を木曜に全てシフトしてもらいことなきを得たが、ここでもベルナデット様のお試しを受けた気分に。

前日に天気予報をチェックしたら、水曜は最高気温26度となっている。考えてみれば、南仏なんだよね。なぜか寒い場所と思い込んでいた。奇跡の巡礼地に南国のイメージが合わないからか?

いよいよルルドに向かう日、朝5時に起きて、3人でおにぎりなんか握って、駅には30分も前に到着。公務員ストにSNCFの組合が追随することもなく、ただ、飛行機は30%減便と言っていたので、飛行機を予約していたら、欠航なんて可能性もあった。

電車に乗り込む前にコーヒーでも買おうと、パン屋PAULの列に並んでいたら、「コーヒーマシンが故障」と言われる。それで、ホームの端の方にあるPAULまで行き、並ぶと、なかなか列が進まず、発車5分前にやっと買うことができ、コーヒー片手にホームに向かう。車両番号を確認し、あれ、だいぶ先だねぇ、などとのんびりホームを歩いていると、走って私たちを追い越していく女性が。ありゃ?と思っていたら、いきなり発車のベルが!慌てて私たちも走り始め(蓋はついていたけど、コーヒーが手にびちゃびちゃとかかる)とにかく乗っちゃおう、と思ったら、なぜかそこはドアのない車両!。ベルが鳴りやみ、乗り遅れる~と思った時に、ドアにたどり着き、小笠原さんが身を挺してドアを抑え(たように見えた)、何とか、ドアに挟まれずに私たちも無事、車内に。
ベルナデット様はなかなか手厳しい。

電車の中ではよく寝て、気が付いたらボルドー(パリからたった2時間なのね、知らなかった)に着き、そこで、ほとんどの人が降りてしまった。

12時前にルルドに着くが、アパルトマンホテルはまさに、駅の隣。すぐにチェックインさせてもらい、3人一部屋で予約したのだが、中で通じている、ベッド2台ずつの二部屋で、ミニキッチンもバスタブ付きのトイレ・バスもそれぞれの部屋に付いていて、ラッキー。

荷物を置いて、聖域に向かう。途中、その名も洞窟通りでランチをすることに。何だか閉まっている店やホテルも多くて、少しさびれた雰囲気。ハイシーズンを過ぎているから?出発前に知人に勧められた、アーティストが作る聖水入りペンダントの店もシャッターが閉まっていて、がっかり。普通のビストロ(大衆食堂)で、地方産ソーセージ、羊肉の串焼き、ハンバーガー、それぞれフライドポテトたっぷり付きにデザート(佐古さんは前菜)をがっつり食べて、いよいよ聖域に。

洞窟通り
(洞窟通り)

洞窟通りの観光客
(土産物屋が並んでいます)

道すがら、聖水を入れるためのボトルを買い、サン・ミッシェル門の少し手前にある、マリア像やメダルなどを扱う店に吸い込まれ、3人でお揃いの聖母の姿入りペンダントを色違いで購入。これぞ、女子旅行の楽しさじゃ~。

ボトル選び
(聖水を選ぶためのボトル)

ボトル
(大小形もさまざまなボトル)

門に近づくにつれて、大聖堂が姿を現して来るのだが、その大きさと美しさにびっくり。ルルドというと、洞窟や泉のことばかりが取り上げられて、大聖堂はあまり話題にならないのはなぜ?ディズニーランドのお城みたいな印象があるからか?歴史が浅いせいか?

カテドラル正面

カテドラル入口
(カテドラルの入口)

まずは洞窟へ向かう。泉は、ガラス張りになっていて、直接水に触れることができないが、周りの岩をみんな触りながら進む。
洞窟の前を進むと、沐浴場。たくさんの人が順番を待っていたので、明日、戻って来ようと、インフォーメーション係の女の子に、開場時間を確認すると、「9時からだけど、その時にはもう人が並んでいるから、早めに来た方がいいですよ」と言われる。タオルを持って来た方がいいかどうか尋ねると、「全部、中に用意されています」。へー、それなのに無料?きっと賽銭箱が置いてあるのだろう。

洞窟
(聖母マリアが出現した洞窟)

洞窟の上にカテドラルを作った
(洞窟の上にカテドラルが)

沐浴場
(聖水の沐浴場)

で、いよいよ水を汲む。なんか、小学校の水飲み場みたいな感じ。生水なので、雑菌も多いからそのまま飲まない方がいい、と小笠原さんは在仏日本人から聞いたのだそうだが、奇跡の水ならそのまんま飲んだ方が効果がありそうだ。水汲み場で、ごくごく飲んでいる人もいたので、私はとりあえず一口その場で飲んでみて、後でお腹が痛くなったら、持って帰って家で沸かして飲めばいいや、と自らの身体をもって実験。結局、お腹を壊すこともなかった。

水汲み場
(水汲み場)

水道
(一見、普通の水道)

その後、一度アパルトマンホテルに戻る。聖地で、しかも来るまでの受難の数々に禁欲的な気持ちになっていたのに、太陽がさんさんと降り注ぎ、南仏の日差しが強くなる中、駅前の軽食レストランで、フランス人のおじさんたちがおいしそうにビールを飲んでいるのを見てしまい、「私たちも一杯」ということに。まあ、ルルドに無事にたどり着けたので乾杯!ということで。

ビールを飲んで、しかも早起きで疲れていたので(電車の中では寝たけど)、ホテルに戻って、仮眠をとる。19時に目を覚まし(起こしてもらう)、朝作って来たおにぎりを食べ、21時から始まるロウソク行列(procession)に参加すべく、厚着をして(夜は急に気温が下がる)再び、聖域に向かう。途中、土産物屋で白い紙で先を囲ったロウソクを購入。

聖堂前の広場には、どこから湧き出たの?とびっくりするほどの人々がロウソクを手に集まっていた。近くにいた人に「火を下さい」(タバコか?)と、ロウソクの火をつけてもらう。短いミサがあり、やがて人々がマリア像の神輿を先頭に広場をゆっくりと行進し始める。その間、マリアを讃える賛美歌がずっと流れていて、多くの参加者が一緒に歌っている。で、サビのマリアの名前を繰り返す部分でみんながロウソクを高く掲げる。
私みたいな異教徒が参加しちゃっていいのかなぁ、と思いつつ、幻想的な光景の中、心静かで厳かな気分になる。

ろうそく
(風よけの紙で覆ったロウソク)

ろうそく行列

神秘的な行列


宿に戻って、冷えた体を温めるべく、浴槽にお湯をはって、そこに汲んで来た聖水を入れ、のんびり浸る。

で、翌朝は、聖域に早朝に詣でたいという小笠原さんに付いて行くため、朝5時半に起きる。ホテルから聖域までは歩いて15分。階段や坂もあるので、けっこう運動になる。健康的かも。
7時から始まる地下聖堂で行われるミサに参加。

朝日を浴びるカテドラル
(早朝のカテドラル)
朝の王冠
(王冠も朝日に輝き)

自撮りするシスター
(朝早く自撮りしているシスターが)

その後、沐浴場に行くと、なんと「午後から」との張り紙が。けっこう寒かったので、この中で待っていて、さらに水を浴びたら風邪ひくかも。いや、奇跡の水だから、そんなことはないか。
とりあえず、昨日買ったボトルと家から持って来たサーモポットを奇跡の水でいっぱいにして、それから聖域に近くの豪華ホテルの立ち並ぶ地域で、温かいスープが飲める店を探す。旅行者向けのスナックみたいな店で、いかにも粉を溶いた感じの野菜のポタージュを飲む。まずいけど体は温まった。

奇跡の水を汲む小笠原さん
(日本に持ち帰る水をたくさん汲んでいる、小笠原さん)

車いす参拝
(早朝から車いすならぬ三輪車いすで聖域に向かう巡礼者たち)

ホテルに帰る長い道のり(昨日二往復しているし)で、ルルドで見るべきものは見て、やるべきことはやったので、沐浴は諦めて、パリに早めに帰ろう、ということになる。本当は16時過ぎの電車を予約していたのだが、戻ってからの仕事のことが頭にちらつきはじめ、また、15分かけて聖域まで行くのもしんどくなったのだ。

駅に行くと、パリ直通TGVは私たちが予約していた16時過ぎの電車しかないと言われる。ただ、トゥールーズ行きの鈍行があり、トゥールーズからパリ行きTGVがあることが分かったので、手数料を払って、変更する。窓口のおばちゃんが「16時過ぎの電車まで残ればいいのに・・」とぶつぶつ。発券するのが面倒なだけでしょうが!
10時過ぎにホテルをチェックアウトし、電車に乗り込み、すぐに寝入る。
トゥールーズ駅構内のPAULでランチを食べて、今度は余裕を持って、TGVに乗り込む。
二人から、「電車でよかったよね。景色もきれいだし、4時間半って東京―広島間とほとんど変わらないし」と言ってもらってほっとする。

家に帰って汲んで来た水をさっそく、息子に飲ませる。発達障害にも効き目があるのかも、とわずかな期待とともに。どう?と尋ねると「味がない」。味覚が過敏な息子は、昔は日本のミネラルウォーターも嫌な味がすると言って飲まず、日本滞在中はヴォルビックを探し回った。今はセヴンイレヴンのミネラルウォーターでも平気になったが。その息子が味がない、というなんて、本当に無味無臭なんだな。ちなみに、水を飲んだ後に息子に何も変化なし(当たり前だ)。

私は以後、毎朝、ルルドの水を沸かして紅茶を飲んでいるけど、いつも使っているヴォルビックより、色がよく出るし、味が濃くておいしい気がする。
あと、背中の粉瘤の後がケロイド状になってしまった部分に、ルルドの水を沁み込ませたコットンでぺたぺた叩いているが、今のところ、何も変わらず。

ボトルに入れて来た水

まあ、奇跡は不治の病にかかっている人とか、本当に困っている人たちのためにに起こってくれればいいんだけどね。

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クレール・ドニの新作UN BEAU SOLEIL INTÉRIEUR なぜに、ドパルデューがビノシュと共演?


 クレール・ドニ監督の新作(4年ぶり)が上映されると聞いて、楽しみにしていたのに、主演がジュリエット・ビノシュだって・・・。
こいつが出ていると思うだけで映画を観る気が失せる女優である、私にとっては。
まず、演技がとってもヘタだし。ただ、大根だけどいいな、と思える女優だっている。ソフィー・マルソーとか。彼女はフランスでは、クソミソに言われていて、「(なぜか)日本では人気の」という枕詞が付くけど、私はけっこう好きだな、だんだん上手くなっていると思うし、美人だし。

ビノシュの大根イモぶりは、中野翠が早々と酷評していて、カラックス組が内輪でちやほや持ち上げているのは仕方ないけど、巨匠ルイ・マルまで、なんであんな乳しぼりが似合いそうなイモ女優を使うのだ?てな類のことを書いていた記憶が。

以前も同じことを書いたけど、私はレオス・カラックス監督が嫌いで、一作見ただけで、もう二度とこやつの作品は観るか、と思っていた。ところが、渋谷の某映画館で、小川紳介特集をやっていて、いそいそと通っていたのだが、その後にカラックス特集が予定されていたらしく、毎回、カラックス映画の予告編を見せられる羽目に。予告編だけでも苦痛・・、大昔の話だけど。

で、カラックスお気に入りの男優ドニ・ラヴァンも嫌いだった(要するにカラックス嫌い?)。ところが、クレール・ドニの『beau travail 美しき仕事』(2000年)に主演していたドニ・ラヴァンがよかったのだ!実に美しい映画でもあり、結果、ラヴァンは、嫌いな俳優ではなくなった。別にあえて彼の出演作品を追ってみる、ってこともなかったけど。



て、ことはひょっとしてこの新作の出来がよければ、ビノシュが嫌いではなくなる?まあ、ありえないだろうけど、と思いながら観に行くことにした(だって、クレール・ドニ作品だし)。

クレール・ドニの新作のポスター


ちなみに、クレール・ドニの前作はこれも大根なキアラ・マストロヤンニが出ていて、作品もいまいち。なんで、こう立て続けに大根女優を使うかね?
2010年に、『White Materialホワイト・マテリアル』というものすごい作品を撮っているが、主演はイザベル・ユペール。才能ある監督と素晴らしい女優が組むとこんな大傑作が生まれるのかぁ、と感激したんだけどなぁ。



そういえばジュリエット・ビノシュに対しては、数年前に、ジェラール・ドパルデューが公然とこきおろしている(さすが、フランスを代表する大俳優!)。
ググってみたら、それは2010年のこと、ドパルデューの発言内容は、「なんで彼女が評価されているのか知りたい。あのカス女優が!(私情入り過ぎの意訳。正しくはElle n'est rienと言った。)」で、その後に、イザベル・アジャーニとファニー・アルダンを褒めたたえ、「それに比べてビノシュは何だ?」と仰っている。ビノシュごときを語るに二人の大女優を引き合いに出してほしくないが。続けて、「モーリス・ピアラも映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』がカラックス贔屓だったことを軽蔑していた(ちなみに、ピアラ監督は2003年に亡くなっている。よっぽど忘れられない出来事だったのか)。カラックスは6年もかけて、ビノシュ主演で『ポン・ヌフの恋人』を撮ったが、あんなもの映画じゃない、クソの塊だ!(morceau de merde 直訳です)」。
さすが、ドパルデュー先生、小川紳介の作品上映前に私を不愉快にさせた予告編というのが、まさに、その『ポン・ヌフの恋人』ってやつです。

で、新作。これが他の女優だったらどんなにいいだろうと思いながら(カリン・ビヤールとか?)見続ける。しかも、ビノシュは、パンダメイクのイヤーな女の役だった。不愉快な女優が、下手な演技で、引っぱたいてやりたいようなイヤな女の役をやるんだから、何度、時計を見たことか(私の腕時計はデジタルのライト付き)。

ところが、な、なんと、最後の最後に(5分くらい?)ジェラール・ドパルデューが登場したではないか。この大俳優がチョイ役という感じで。(彼と一緒に演技派女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキは、もっとあっと言う間のチョイチョイ役で出演)

ドニ新作に出演するドパルデュー

どうしちゃったんだろう、ドパルデュー?ドニ組と言えなくもないヴァンサン・ランドンがチョイ役を買って出るなら分かるけど、ドパルデューは、クレール・ドニ作品に出演したことはなかったのでは?
しかも、あれだけけなしたビノシュが主演する映画に??
こんな女が主演するなら、オレはあえてチョイ役で出てやる!と思ったのか?向き合って話し合うシーン(ドパルデューの役は占い師)だったので、演技派ドパルデューに対してビノシュがいかに大根かを身をもって示そうと思った?ひょっとして、言い過ぎた、と反省して謝罪の意を込めて、出演承諾したとか・・。

分からん・・。

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願望実現に催眠術は役立つか?


最近よく見聞きする、“思考は現実化する”、“強く願ったことは叶う”というフレーズ。
強く願い、鮮明にイメージする、まるでそれがすでに叶ったかのごとく行動すると本当に夢が叶うんだとか。
そうなんだぁ?
で、「退路を断って、全力を尽くす、何が何でも実現するという気持ちが大切」と説く人もいれば、「実現しなくても何とかなるくらいのリラックスした気持ちで願った方が、叶う」と言う人も。
いったいどっちだ?

そういえば、子どもがなかなかできず、悩んでいた時(と言っても、結婚3年目にできたから、特別遅かったわけでもないが、晩婚だったので、あせっていた)、「絶対、妊娠するんだ!って強く念じなさい」というアドバイスもあれば、「思い詰めるとストレスになって逆効果だから、子どもがいなけりゃいないで、別の人生がある!くらいの気持ちでいるべき」というアドバイスもあり、で混乱した。
確かに、「絶対に妊娠するぞ!」と思うから、つらい不妊治療も我慢できるし、血液循環をよくするためにスポーツやヨガをやったり、食事に気を付けたり、って努力をして、それが功を奏するってことだよね。
一方で、不妊治療を止めて子どものいない人生設計を立て始めたら妊娠したとか、諦めて養子を迎えたとたん妊娠したなんて話も聞く。
願い方の加減が難しそうだ。まあ、簡単なら、世の中の人間、みんな望んでいることを全て手に入れてしまうわな。
ちなみに、私の場合は、漢方の先生に舌を診てもらい、「妊娠までしばらくかかりそうだから、2年くらい気長に薬を飲んで」と言われたのだが、調合してもらった薬を飲み始めて1か月で妊娠した。あの「気長に」の一言で、あせっても仕方ない、という気になったのが、よかったのかも。もちろん、薬が効いたのかもしれないけど。

それで、その願望実現には、無意識(潜在意識)なるものが大きな役目を果たしているらしい。自分の無意識に願いを刻み込む(?)と、それが実現するのだという。

以前、知人に誘われ、あるスピリチュアルグループの集まりに参加したことがある(好奇心!)、教祖さまは、水前寺清子風のショートカットで目のキラキラした元気なおばちゃんだった。その人は、神様に祈るのではなく、自分の魂に祈るのだと言っていた。その時は、ピンとこなかったけど、あれって、自分の無意識に祈る、ってことだったのかも。私は、興味を全く持てず、一度行ったきりだが、知人は、けっこうハマって、その後、仕事で成功して、イヤなだんなとも離婚できて、今、楽しそうな人生を送っている・・。

でも、自己意識(顕在意識)だって簡単にコントロールできないのに、いったいどうやって、無意識に働きかけたりできるんだろう?いっそ、“あなたの無意識に働きかけて、夢を実現してあげましょう”ってサービスがあればいいのに、と他力本願に思って、それって、催眠術ってやつじゃないの?と気づく。
このサイト催眠HACKs が、分かりやすく、無意識と催眠術の関係を説明していて、
「催眠術・催眠療法(ヒプノセラピー)は、無意識(潜在意識)がより影響を受ける状態(催眠(トランス)状態)を作り出してこちらの指示を無意識(潜在意識)に直接届けることによって現象を起こしたり、心の困難を克服したりすることができます」
とあった。
催眠術っていうと怪しげだが、催眠療法っていうと、ちゃんとしたセラピーという感じがするな。

催眠状態が英語でヒプノシス。ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンのレコード・ジャケットのデザインをしたアーティスト集団ヒプノシスって、ここから取ったのか。

ググってみたら、フランスも催眠療法は盛んなのか、パリにも催眠療法士の個人診療室がいくつもある。そういえば以前TVで、睡眠療法で禁煙に成功したなんてリポートを見た記憶が。他にも鬱病、ダイエット、飛行機恐怖症にも効果があるらしい。あと不眠にも効くというが、そもそも寝付けない人って、催眠術にかかるのだろうか?
パリのハイソな地域にある診療室では、1セッション90ユーロ=1万1千円くらい。億万長者になりたいって願望が叶えば安いもんだろうけど、1回こっきりで効くとは思えないし。
“鬱病を直すため”が理由ならともかく、“お金持ちになりたいから”では、保険やミュチュエル(任意保険)だって下りそうもない。

上記サイトに自己催眠のやり方も載っていた。私なんか暗示にかかりやすいので、自己催眠でいいかも。でも、戻って来れなくなったら、どうなるんだ?
日本では、催眠術教室みたいなものもあるので、参加してみるのも面白いかも。





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フランスでは、顔のシミ取りに健康保険が適用されるが・・


何がきっかけだったか、パリ在住日本人のKさんと顔のシミの話になり、「私がシミをとってもらった皮膚科の先生を紹介するよ、上手だし、優しい人だし。健康保険が使えるから、自分で払った分は、30ユーロくらいだったよ」と言われる。
そういえば、彼女は私より年上だけど、顔にシミがない。保険が適用されて、30ユーロ(=約4千円)くらいなら、試してみたい!とその皮膚科医の連絡先を教えてもらう。

だいぶ前に、フランスでは出産直後に増えたシミを取る場合は健康保険が使える、という話を聞いたことがあった。でも、子育ての忙しい時は、シミ取りどころじゃなかった、というかシミなんてどうでもよかったというか・・。
産後の骨盤底筋トレーニング(こちらも健康保険で100%戻る)はベビーカーを押して、まじめに通った。年を取ってからの尿漏れを防ぐため、と言われたので、美容より切実・・。

それに、レーザー治療で逆にシミが濃くなったなんて怖い話も聞くし。特にフランス人と日本人では、肌質も違うので、フランス人医師に頼んだら、慣れないアジア人の肌で施術に失敗した、なんてことになったら笑えない。

でも、Kさんがきれいにシミが取れたというし、しかも日本人の知り合いにも出産したかどうかに関わらず、どんどん紹介しているらしいから、きっと大丈夫だろう。
さらに、フランスでは、加入が義務である健康保険の他に、ミュチュエルと呼ばれる任意保険があって、これが、自己負担分をカバーしてくれる。ミュチュエルの種類や掛け金によってカバーできる金額やどういう治療に適応されるのかは異なるが、これも使えれば、もっと安くて済むかも!

と、わくわくしながら、Kさんの紹介してくれた皮膚科医に電話をすると、
「今まで、先生の治療を受けたことがありますか?」
「いえ、初めてです」
「もう、新規の患者は取らないことになりました」
「??あの、でも、ドクターの元患者に紹介してもらったんです」
と言ってもしかたないだろうことを、一応言って抵抗してみるが、
「すみません、もう、新規は取りません」
がーん!!
夫に話すと「きっと忙しすぎて、仕事を減らしたいんだろうな」。確かに、腕がよくて、診療費も安ければ、そりゃ、患者が殺到するわな。
私は滅多に医者にかからないけど、たまに皮膚科や耳鼻科に予約の電話をすると「一か月後しか空いていません」なんて言われる。で、約束の時間に行っても、待合室はいっぱいでずいぶん待たされたり。フランスは医者不足と聞いているが、それを実感。

Kさんに断られたことを話すと「今まで色々な人に紹介したけど、そんなこと言われた人はいなかったわ」って、あなたが、紹介し過ぎたんではないの?とは言えなかったが。

これは、レーザー治療などしちゃダメ、という神様の思し召しかもしれない。数年前に背中にできた粉瘤は、傷跡がケロイドみたいになってしまったので、シミのレーザー治療なんぞしたら、顔がたいへんなことになっていたかも、などと、自分に言い聞かせて諦める。

顔のシミについては、たまに「何とかしなくちゃいかん!」と思い立って、精油のニアウリがシミ消しに効くと聞けば、マッサージオイルや化粧水に垂らしてみたり。紅茶パック(紅茶をしみ込ませたコットンをシミ部分にのせる)なんてのもやってみたり。ヨーグルトパックもおすすめらしいが、面倒なのでやらなかった。他にローズヒップオイルやアロガンオイルでマッサージなんてのも試したが、あまり効果は見られず。まあ、レーザー治療と違って、こういう自然系はそう簡単に効果が出ないだろうけど。

そもそも、シミって命に関わることじゃないし、痛かったり痒かったりするわけでもないから、面倒くさくなって止めちゃうんだよね。婚活中とかなら、話は別だろうけど。

一度だけ、コスメも試したことがある。パリでコスメイベントに招待され、シミに効果的と勧められたクリームを買ったのだが、一ビン使い切っても、我がシミはちぃとも薄くならず。日本人には向かなかったのか、そもそも効果のないクリームだったのか?

やっぱり日本人の肌質に合ったものを帰国時に買った方がいいんだろう。そういえば一度、日本のドラッグストアで「シミに効く!」のPOP広告につられて、サプリメントを衝動買いしたこともあったが、そのうち飲まなくなった。

ちゃんと、研究(?)してから製品を買った方がいいだろう、とこんなサイトが目に留まる。その名も“シミ取る薬の総まとめ”
シミに効く薬や、シミ対策コスメなどを製品名入りで紹介。薬とサプリとコスメは違うんだ、とか基本的なことから学べる。「50代のシミでもまだ間に合うシミ対策方法とは?」なんてナビは、すかさずクリック。

続けるのが億劫にならず、値段も高くなく、そしてもちろん効果があって、副作用がない、理想のシミ取り製品が見つかるといいなぁ・・と、思っている女性は世の中にたくさんいるだろうけど。





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何も食べずに生きていける、“不食”って?


“不食”とは、文字通り、食べないこと。どうやら何も食べなくても生きられる人たちがいるらしい・・。
と、Yahooニュースで拾った記事が気になり、さっそく今回、日本に帰った時に、『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』(マキノ出版)を、セブンネットで注文。←田舎の実家の前にセヴンイレヴンができたので、宅配便を待たずに、都合のいい時に取りに行けるので、とても便利。

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)
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何も食べないで生きていられるの?とまずは、誰でも思うだろうが、物質的な食物の代わりに、宇宙に無限大に存在している、プラーナと呼ばれる気・エネルギーを摂取する、というのが“不食”の大前提みたい。食事を徐々に減らしていき、プラーナの量を増やしていき、“不食”に至るのだという。ふーむ・・。

で、この本、3人の“不食”実践者が、体験談や実践アドバイス、さらには“不食”の哲学を語っている。

トップバッターの秋山佳胤氏は、東工大卒で、弁護士資格を持っているという、文・理両道な上に、空手もしているというから、文・武・理に長け、さらに珈琲豆焙煎士の資格も持っているというマルチな方。こういうオールマイティっつうか、偏りがない人が語ると、“不食”は、まがいものではないという感じが俄かに強くなる。

二人目の森美智代氏は、一日青汁一杯のみで、18年間生活している方。「うれしいと手が金粉だらけになることがある」とか、「前世は宇宙人だった」などの不思議発言はあるが、21歳で難病にかかり、断食療法を行ったことが不食への入口だったという体験談は、説得力がある。

もう一人は、“不食”という造語の生みの親、不食研究所代表の肩書をもつ山田鷹夫(ずうとるびを連想してしまった、私)氏。「インドやアフリカなどに八億人もの飢えた人がいて」、かたや「食物があふれ、余った、食物が毎日大量に廃棄される日本の現状」に疑問を感じていたそうだが、不食実験を開始した理由は本人も分からない、と述べている。「宇宙意識が人類をさらに進化させるために、不食へと人類を導いている可能性がある」と、話が何だか壮大である。
ちなみに、山田氏は、3年間かけて、微食に至ったそうだが、微食とは生野菜、お茶、無糖のコーヒー、麩、スルメ(?!)、きな粉など胃腸に負担をかけないものを食べることなのだという。

それで、“不食”をするとどんなメリットがあるかといえば、
森氏によると、“不食”にいたる過程の“少食”の段階ですでに、1、寿命がのび 2、免疫力・自然治癒力が高まる 3、若返る 効果が期待できるそうだ。
確かに、腹八分目は医者いらず、と言うし、そもそも食事は、「消化・分解し、さらに吸収する過程で身体に負担を与え、エネルギーを消耗させる」(秋山氏)作用があるのだという。食べた後、眠くなることがあるのは、そのためか。断食で胃腸の病気がよくなったなんて話も聞くし。

後は、単純に食費がかからなくなるし、自由時間も増える。食事の時間以外にも、自炊していれば、買い出し、食事の支度、後片付けにかかる時間がいらなくなるのだ。
ところが、面白いのは、3人とも、“不食”が続かない理由の一つは、暇を持て余してしまうから、と口をそろえていること。
山田氏も「一日一食で困ったのは、空腹感ではありませんでした~悩みは、食事をやめてできた、余った時間を何に使うのか、ということでした」と書いている。サラリーマンだったので、昼休みをつぶせず、昼食に戻った、とのことだが、同僚が食事をしている間、ジョギングするとか、会社の屋上で本を読むとか、いくらでも方法はありそうなんだけど?
なので、“不食”や“少食”を実現するのにまず大切なことは、趣味、仕事、ボランティアなど没頭できることを見つけることなんだそうだ。さらに、「消化・吸収で身体が疲れなくなるため~睡眠時間がへるので、自由な時間がさらにふえる」(秋山氏)。となると、超多忙な人しかできないことになるな、“不食”って。

さらに、“不食”のおかげで、悩みがなくなり人生が楽しくなるのだという。
「不食の人はもともと飢えることがないので、明日のことをあれこれ心配するより、いまを楽しむこと、いまを大切にすることを選択します」(秋山氏)
「不食をしていると、心がシンプルになります。断捨離も同じです。そうすると、願い事がかないやすくなるようです」(森氏)
「なかでも最高にうれしいのは、不食の実験をするうちに、悩みが少なくなっていくこと」(山田氏)

ここまで、言われると、やらなきゃ損、って気になるけど、でも、おいしいものを食べる喜び、っていうのもあるよね。
私は、グルメではないが、おいしいものを食べたいって欲求はあるし、人と会ってご飯を食べながらおしゃべりするのは楽しいし、旅行先ではそこの名物料理を食べたいと思うし。
“不食”は私には無理そうだが、“少食”ならできるかも・・。
代表的(?)な“少食”スタイルは、“一日一食”
“不食”への道として、森氏が提案しているのが、間食・夜食を抜く→朝食を抜く→夕食だけにする→食事の質を変える(肉食を控えて野菜中心の食事にする)というステップ。

若い頃に比べれば、明らかに食が細くなっているし(比例して腹回りは太くなってる・・)。7月に大学の友人と集まって、中華のランチコースを食べた時、総合職入社して、今日までばりばりに働いていている上に多趣味で活動的な子まで、「最近は、一日一食でいいと思うようになったわ」と言っていたので、びっくり。
そう、“一日一食”なら、この歳になれば、割合、実現しやすいかも。

ちなみに、“一日一食”を実践している有名人リストなんていうものを見つけた。
タモリ、ビートたけし、千葉真一、ドクター中松、水谷豊、京本政樹、福山雅治・・と、湯シャンに引き続き、ここにも福山が♥♥♥。(ちなみに私は湯シャンを続けている、と言っても、2回湯シャンしたら、一回シャンプー&トリートメントのローテ。かゆみも臭いもないし、毛染めも落ちにくくなった)。
“一日一食”は、女性には向かないのか、女性は元ピンクレディーの未唯だけ。デビュー以来(18歳の時から)、一日一食を続けている、っていうのはすごいかも。

日本帰国中は、人と会って外食する機会が多く、昼も夜も外食という日が続いたり。さらに、お茶の時間に待ち合わせして、スイーツを食べたり。猛暑にも関わらず、夏バテで食欲がなくなることもなく、食べ過ぎの日が続き、まもなく胃腸が重く感じられるようになった。でも、せっかく食べ物がおいしい日本に戻って来て、人と会う時に食事を控える、っていうのもイヤだなぁ・・じゃ朝食で調整すればいいか、と思い当たる。そう、“少食”への第一歩だ。それで朝食に炭水化物(パン)を摂るのを止め(元々、タンパク質は取っていなかったし)、紅茶、ヨーグルト、果物、フルーツジュースだけ(“朝食抜き”にはほど遠いが)にしたら、胃腸の調子がよくなって来た。
「パンを食べないと11時頃にはお腹が空いて来ないか?」と朝からパンにジャムをべったり塗っている夫から言われたが、いや、まさに、11時頃から、心地よい空腹感が襲ってきて、昼ごはんがとてもおいしく感じられるようになったのだ。
で、もって、昼食から夕食の間に何も食べないと、アペリティフの白ワインやビールが、すきっ腹にいい感じに沁みるのだ。

そういえば、アニメの『一休さん』で将軍様が、何を食べてもおいしくないと言い出し、日本各地から取り寄せた山海の珍味にも不満足。で、一休さんが、将軍様にお寺の掃除をさせる(足利義満が雑巾がけ!)。さらにお膳の前で数時間、待たせされた将軍様は、やっと運ばれて来たものを、うまいうまい、と食べるのだが、それは、坊主たちが毎日食べているおかゆだった、というエピソードがあったはず。空腹は最高のスパイスとはよく言ったもんで、“少食”には、ものをより一層おいしく感じられる効果があるのだ。
 
山田氏によると、“不食”のコツは、自らの“体の声”を聞くことで、無理は禁物。
まずは、間食を止め(食後のデザートは食べるけど)朝は紅茶、ヨーグルト、果物かフルーツジュース。昼は肉でもなんでもがっつり食べて、夜はビールやワインにつまみ程度でおしまい、ってのはどうだろう。でも、やっぱり、夜は和食ならごはん(玄米ごはんでもいいし)、納豆、味噌汁で締めたい気もするし・・、と“一日一食”への道のりは長そうだ。

何も一日単位で考えなくてもいい。
時々、読み返している、イレイン・セントジェームズの『シンプルに暮らす100の方法』に、“週一回はフルーツだけの日をつくる”という項があった。これも、悪くないかも。

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江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター。立教大学仏文科卒。映画理論を学ぶために96年に渡仏し、パリ第一大学映画学科に登録。PRESSE FEMININE JAPONAISEを設立し、99年にパリ発情報誌『ビズ』を創刊。現在、日本の雑誌やWebにフランスの情報記事、コラムなどを寄稿しながら、日仏バイリンガルサイト『ビズ・ジャポン』の編集長を務める。著書は芝山由美のペンネームで『夢は待ってくれるー女32才厄年 フランスに渡る』。

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