FC2ブログ

バーベキュー日和

 本当に5月なの?という寒い日が続いていたが、今週は晴れの日が続き、少しづつ気温も上がり、戸外で過ごしても気持ちのいい陽気になった。

21日の木曜日はキリスト昇天記念日で、ランブイエ市に住む日本人夫婦のOさん宅でバーベキュー・パーティを開いた。材料費割り勘、ワインやデザートなどを持ち寄るランチ・パーティだ。さて、ランブイエも私の住むコンフラン・サントノリン市もパリの隣に位置するイヴリン県にあるのだが、ランブイエは南端、コンフランは北端にあるので、途中、高速道路にのっても、Oさん宅まで我が家から車で1時間近くかかる。Oさんとはお互いに「あんな遠い(パリからという意味)田舎によく住んでるわね」とからかい合っている。というのも引っ越す前は同じブーローニュ市に住んでいたのだ。ブーローニュはパリの16区に隣接し、地下鉄も通っているので、郊外とはいえ、ほとんどパリに住んでいるのと変わらない、都会生活を満喫できたのだ。

 さて、当日は日日、日仏の7家族が集まったが、我が家以外はみんなパリ在住で、電車でやって来た。ランブイエまでの急行電車は、週末は1時間に1本しかない。しかもOさん宅は駅から遠く、来客を駅まで車で迎えに行かなければならない。比べて、我が家は電車の駅から歩いて7分だし、週末でも20分に1本の電車があるし、勝ったね!などとつまらないことで張り合ったりして。ただ、Oさん宅の敷地は我が家の3倍以上の広さで、しかもすぐ裏が森である。子どもを遊ばせるには抜群の環境なので、みんなパリからベビーカーまで押して、はるばる電車でやってくる。中には犬まで連れて来た家族も。犬を遊ばせるにもいい環境だからね。

はるとけん
(Oさん宅の犬とうちの息子)

 
芝の敷かれた広い庭に、最後の晩餐のごとくなが~いテーブルを置き(2つの長テーブルをくっつけたもの)、ビーチパラソルを2本も立て、シャンペン、ビール、ワインを飲みながら、炭火で肉を焼き、鉄板で野菜を炒め、持ち寄ったおにぎりやいなりずしを食べる。子どもたちは庭にあるブランコや巨大トランポリンで遊び、犬と走り回る。天気はいいし、外で食べるごはんは(ビールも)おいしいし、ああ、これぞ小市民的幸せ!

でかいトランポリン
(うちのトランポリンの8倍くらいのでかさ)

デザート食べてコーヒーを飲んだ後、腹ごなしにみんなで森に出かける。森の中にはOさんの子どもたちが近所の子たちと一緒に、細木を組み合わせ、そこにビニールシートをかけて作ったでっかい秘密基地があり、子どもたちは(親たちも)大喜びで中に入って遊んだ。
パリから来た一人が、「ああ、この家をパリに持って来れたらねぇ」、とむちゃなことを言う。パリで一戸建てを買ったらそれこそン億円だし、そもそもこんな広い庭の家なんてパリにあるんだろうか?しかも森まで隣接となると・・。
秘密基地
(本格的?秘密基地)


田舎の庭付き一戸建てに住むなら、やはり子どもが小さい時期だろう。土いじりしたり草の上で転げまわったり、って、よく言われることだが、きっと子どもの成長にいい影響を与えるに違いない(科学的根拠があるのかどうか知らないけど)。
リタイアしてから田舎に移り住む、という人もいるけど、私は逆に年をとったら、パリに戻りたい。子どもが独立した後は、小さいアパルトマンで十分だし、後はシニア割引を利用して、展覧会やコンサートに通い、見放題パスをフル活用して映画館に入り浸り・・、のカルチャーばあちゃんになりたいものだ。
スポンサーサイト



ピアフ、サガン、シャネル 世界的成功と女の幸せ

ピアフ、サガン、シャネル。世界的に名を知られるフランス女性であり、その共通点と言えば、最近、伝記映画が作られたこと。

『エディット・ピアフ 愛の賛歌』はマリオン・コティヤールがセザール、アカデミーはもちろん、映画の賞ってこんなにあるんだ、と驚くくらい色々な賞で主演女優賞をとって話題になった。
『サガン 悲しみよこんにちは』は、『エディット・ピアフ 愛の賛歌』にも出ていたシルヴィ・テステュがサガン役。エピソード描写に追われた感じの(伝記映画にありがち)、いまいちの作品で、フランスでも公開期間は短かった。日本はこれから公開のはず。
『Coco avant Channel (シャネル以前のココ) 』は現在、フランスで公開中だが、オードレィ・トゥトゥが主演だし、日本でもどこかの配給会社がすでに配給権を買っているだろう。タイトルから分かるとおり、デザイナーとして有名になるまでのシャネルの半生を描き、まあまあ面白かった。

coco


しかし、3作品とも“彼女は、成功を掴んだが、女の幸せには縁がなかった”って点を強調しているような気が・・。

確かに、それも3人の共通点で、ピアフは最愛の恋人を飛行機事故で、シャネルは車の事故で亡くしている(両者とも不倫関係)。ピアフは2回結婚。サガンも2回結婚、2回とも離婚。バイセクシュアルだったサガンは、一緒に住んでいた女性とも死別。シャネルは生涯独身。ピアフの子どもは2歳で病死、シャネルは子どもを産まず、サガンには息子が一人いた。

と、書き連ねて、そもそも女の幸せとは何ぞや?と定義してみたくなる。(♪お嫁に行きたい、あなたとく~らしたい~、て?古い歌ですが・・)
さて、女の幸せとは・・結婚して、子どもを2~3人育てあげ、一人の夫と中睦まじく暮らし、孫(場合によってはひ孫)の顔が拝めるまで長生きする、ってところか?これって晩婚化が進み、出生率が下がり、離婚率が高くなる一方の今の時代、世界的成功に負けず劣らず難しいことかも。

そういえば、女の幸せと世界的成功の両方を手に入れている女性って誰かいたっけ?セゴレーヌ・ロワイヤルは子だくさんだが、離婚して、大統領選も負けてる。松田聖子(なぜかここでいきなり日本人)も2回離婚し、世界進出は果たしていないしなぁ。古いところでは、キュリー夫人も仕事と私生活のよきパートナーであった夫を交通事故(当時は馬車事故)で亡くしているし。・・世界的成功女は夫や愛人を交通事故で亡くす確率が高いらしい。

と、とりとめもなく書いたが、女性の皆様、
世界的成功と女の幸せのどちらかが手に入るとしたら、どちらを選びますか?
この質問って性格判断に使えるかもしれない。

旅は準備・計画をしている時が一番楽しい?

 今年の夏は日本に行く。我が家の帰省は、2年に1度のペースで、夫が、日本が大好きということもあり、戻るたびにあちこち旅行する。97年は京都・奈良、99年は日光と鎌倉、01年は山陽と四国、03年は東北、05年は九州、07年は沖縄という具合だ。
九州と沖縄はレンタカーを借りたが、他はたいてい汽車旅行。時刻表を買って、持ち歩き、どの接続が一番、効率的か?なんて調べるのが楽しい。電車の出発時刻に合わせて、ぎりぎりまで観光し、昼時に移動する時は、駅弁を買って電車に乗り込んだり。
宿泊先はネットを使って安いところを探す。ホテルは寝るだけだから、狭くても構わない。繁華街が近くても、私はどこでも、多少の雑音はものともせずに眠るタイプなので気にしない、夫は耳栓を常用しているし。二食付きの旅館もよく利用するが、駅から多少遠くても、トイレ共同でもOKだ。
 観光スポットは旅行ガイドやネットで下調べをしておく。食事処も前もってチェックすることもあるが、宿の人に「安くておいしいところありますか?」と聞くことが多い。

旅行の2か月くらい前から、少しづつ下調べをして、ちゃんとプラン表も作り、必要な書類(サイトの情報や宿泊先の予約確認メールのプリントアウト)をファイルに収めていく。・・旅行って、この準備している時が一番楽しい気がする。

今回は、息子に体験入学をさせるため東京に2週間ほど滞在する予定で、夫は後半1週間は関西に住む剣道の先生を訪ねて、一人で防具をしょって出かける。その後、合流して飛騨高山を旅行しようと考えている。

hidatakayama
(飛騨高山のフランス語サイト)

さて、今回の帰省旅行のテーマは“ビンボー旅行”(テーマってほどじゃないけど)、この不況で我が家も金銭的に苦しいのだ。日本に行くと、ふだんケチケチ生活を送っているストレスから、箍がはずれたことく、モノを買いまくってしまう。と言っても、100円ショップとブックオフ、ユニクロくらいしか行かないんだけどね。「今回はたとえ100円ショップでも、必要最低限のものしか買わないことにする!」と宣言したら、夫が「前回もキミは同じことを口にしていた」と言うが覚えていない。一番かかる交通費も、飛騨高山行きは電車の半額以下で済む新宿発の高速バスを利用しようと思う。夫はけちのくせに、バスは事故が多いからよくない、などとケチをつける。お金がないと言いながら、節約する努力をしないのが腹立たしい。宿も予約サイトに載っていた格安ホテルがサイト上では満室になっていたので、試しに電話したら、空いていたので、すかさず予約。こういうささやかな(涙ぐましい)努力がけっこうな節約につながる、と信じている。

なんて東京に住む姉に話したら、「本当にビンボーだったら、日本に来れないでしょ?」と言われた。そりゃ、そうなんだけどね。

J-CASTでコラムを始める

 大学時代の悪友(月並みな表現ですが)I氏から、久し振りに、メールがあって、ニュースサイトJ―CASTに記事を書かないか?と誘われる。現在、その制作部にいるという。
I氏は大学の文学研究会というサークルで、一緒に麻雀やボーリングをやった仲だ(何のサークルだ?)。「江草なら面白いものが書けるだろうと思って連絡した」とあるが、その昔、彼に「おまえの文章は稚拙だ、面白くない」と言われたことを、執念深い私は忘れていない。
「当時は私の能力を認めるのが悔しかったのですね?」とか、「私の文章のよさを理解できるレベルまで、あなたの読解力も向上したのですね」なんて嫌みの返信をしようか、と一瞬思ったが、この不況時、仕事をくれるだけでもありがたいので、「久しぶり。ぜひ、引受けさせてもらいます」と殊勝な返事をする。
このサイトのことはよく知らない、と正直に書くと、「編集部に朝日などの大手新聞出身の記者がそろう影響力のあるサイトだ」と返事があったので、相変わらず自信家(自慢家?)だなぁ、と思っていた。
ところが、先日、某大手新聞のパリ特派員とランチした時に、今度J-CASTに記事を書きます、と話したところ、「気骨あるジャーナリストが揃っていて、メディア関係者に評判のいい面白いサイトだね」と言われる。
それをI氏に伝えると、すぐに「ネットニュースの唯一の成功例だ」と自慢しつつも、「成功というか何とかやっていけているだけだろうが」とめずらしく謙虚に付け加えてあった。でも、この不況下、“何とか”でも、やっていけているだけすごいよね。

というわけで、J-CASTモノウオッチ・コラム、LAとニューヨーク在住のライターと週替わりでコラムを書くことになりました。こちらもよければ覗いてください。
http://www.j-cast.com/mono/column/usa/index.php
Jcast

おすすめ情報

おすすめ情報

プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

最新記事
カテゴリ
AI翻訳
コスメ
コスメ
ワイン
ティー
航空券
レストラン予約
フランス語
アマゾン
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード