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来年こそ、家庭菜園を!

ランブイエに住む日本人の友人から“お芋会”のお誘いを受ける。彼女、だんなさまと一緒に広い庭で家庭菜園をしているが、それに飽き足らず、フランス人の農家から畑をレンタルして、サツマイモ、かぶ、だいこん、かぼちゃ、ネギなどなど色々野菜を作っている。
1か月ほど前にも“お芋会”の誘いを受けて、その時は畑での収穫も体験、の予定だったが、私は用事が入っていて、行けず。今回は、すでに収穫済みのものの試食会であった。オーブンで焼いたさつまいもはもちろん無農薬なので、皮ごと食べる。おいしい!バターなんかつけなくても、そのままで十分いける。
さつまいも
(オーブンで焼いたさつまいも)

実は我が家の小さな畑でもこの秋、ジャガイモを収穫した。なんて偉そうに言うが、夫も私も怠け者で、見かねた隣のムッシューが苗を植え、収穫までしてくれたのだ。その時、ムッシューはじゃがいもをプラスチックのバケツに入れ、「上に布きれをかけておくように」と言ったので、その通りにしたら、なんと、一週間後に中のおいもは、全て腐ってしまった。
慌ててインターネットで調べると、じゃがいもは、段ボール箱か紙袋に入れて保存しないと腐る、とある。さらに、できれば、保存前に日向で干すこと、と注意が。
・・そういえば、隣のムッシューは自分の家には広い庭があるにもかかわらず、畑は作っていない。じゃがいももひょっとして作ったのは初めて??そうだ、すべて人頼みにしているからいけないのだ。うちの庭のうちの畑である、できるだけ自分で面倒を見るべきなのだ、と決意。ちなみに、腐ったじゃがいもは畑に埋めたところ、しっかりと芽が出て、2、3本だけど、けっこうな高さになっている。ただ、ランブイエの友人によると、もうすぐ寒くなるだろうから(今年は暖冬だけど)、とても芋は育たないだろう、と。植え時、ってものがあるもんね。

来年は家庭菜園に精を出そう。と言っても、不器用な私のこと、とりあえず、2~3種の作物がちゃんとできたら、合格としよう。最初から目標を高く掲げてはいけないのだ!
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13日の金曜日、ロトの当選金額は1700万ユーロ

13日の金曜日は、キリストが処刑された縁起の悪い日、とされている。俗説を信じて、ロトの購入者が少ないのだろうか?フランスでは、13日金曜日にはスーパー・ロトという当選金額がいつもより高額なロトが行われる。
さて、今年3回目の13日金曜日、11月13日の当選金額は1700万ユーロ。日本円で約22億円だ。数字フェチの7歳の息子は賞金には興味はなさそうだが、ロト抽選番組が大好きである。ガラス容器の中でくるくる回っている数字のかかれたボールが、1つずつ、すーっとガラス管を上がって来る様子を見るのが面白いらしい。

この11月13日は夫が学校に息子を迎えに行き、帰りに一緒にTABAC(フランスのロトはTABACというタバコ屋兼カフェのような店で買う)に寄り、スーパー・ロトを5口(10ユーロなり)申し込んできた。夫は「1700万ユーロあれば、南仏にでかい家を買って、ジャガーを買って、世界中旅行して・・」と、月並みな夢の生活をうれしそうに語った。確かに、ロトって、この「もし、当たったら」って想像している間が楽しいんだよね。
ロト用紙
(フランスのロト申込用紙)

それで、13日夜、みごと1700万ユーロの当選者が出たのだ!「ちくしょー、どこのアホに当たったんだ!」と機嫌の悪くなる夫。あっという間に夢の時間は終わってしまったのだ。

以前、テレビで見たのだが、フランスでは(日本でもあるのか?)ロト当選者のためのレクチャーがあって、“大金を手にした後も理性的に生活を送るためのノウハウ”を教えてくれるらしい。確かに見たこともない大金を手にして、その後の人生が狂ってしまう人もいるだろう。また、聞くところによると、中途半端な金額(って、それでも1億円くらい?)だと、投資で失敗したりというケースがよくあるが、高額(って10億円以上?)だと、ただ、それを消費していくだけなので、あまり問題が起こらないらしい。確かに、22億円もあったら、多少の贅沢をしたって、一生使いきれないかも。まあ、その贅沢の度合いによるけど。

私が22億円突然手に入れたらどうしよう?と、ふと考える。働かなくて済むんだから、好きなこと思い切りやる、ってまずは毎日映画館に通いたいな。あとは日本に帰る時に飛行機のファーストクラスってやつを利用してみたい。・・、って、今日までお金に縁のない地味な人生を送って来たから、大金を手にした時の夢まで質素?

滞在許可証の更新

 先日、滞在許可証の更新をした。私が持っているのはCarte de residentという10年ごとに更新の必要なビザ(通称10年ビザ)だ。
 同じイヴリン県に住んでいる知り合いは、ビザの期限が切れる数か月前に県庁から通知が来た、と言っていたが、私のところには全く連絡なし。期限切れの2週間くらい前に県庁に行き、受付で「10年ビザの更新をしたいのですが」と言うと順番待ちの番号札を渡される。電光掲示板を見ると、自分の前に20人ほど待っている!こういう事態は想定の範囲内(懐かしい流行語)で、ちゃんと本を持参していたので、空いているベンチ(ソファじゃなくて金属製の固い長椅子)をみつけて、本を読み始める。結局40分ほど待たされてから、窓口で、更新に必要な書類一式(パスポート、写真、所得税申告書など)を書いた一枚の紙を渡される。こんなもの、受付に置いておけばいいではないか!と腹が立つ。

 1週間後に必要書類とその全てのコピーを持って、再び県庁へ。ここ3年分の所得税申告書も要るのだが、夫が2007年の書類をどこかにしまい込んだらしく見つからず、08、06、05年のものを持って行く。何か、いちゃもんをつけられるのでは、とどきどきしたが、無愛想な窓口の女性はろくに確認もせず、事務的な手つきでコピーの束をまとめ、さっさと全てのオリジナル書類を返してくれる。そして3か月有効のピラピラと薄い仮滞在許可証をホッチキスで、もうすぐ期限切れの滞在許可証にバチンと留めて、渡してくれた。
 前回、住所変更をした時は、この仮滞在許可証が切れても、新しい許可証ができなくて、仮滞在許可証の再更新のために再び、県庁に行く(そして1時間近く待たされる)はめにあったのだ。
 
 今回もまた同じことが起こるのか、と半ば覚悟していたら、なんと、『あなたの滞在許可証ができたので取りに来るように』という通知が、申請からたった3週間で来たのだ。そこに『70ユーロ分の収入印紙を持ってくること』とあったが、確か収入印紙って県庁で買えたはず、と10年前の記憶をたどってみるも、心配なので、まず県庁の受付で確認する。案の定、受付に『収入印紙は税務署で買ってください』と貼り紙があり、税務署の場所を尋ねると、感じの悪い女性職員が、面倒くさそうに「この道をまっすぐ行けば歩いて10分のところよ」。外は雨、歩くのはちょっと・・、しかし、車は駐車場に入れてしまい、5分で出しても1時間後に出しても同じ料金(1ユーロだけど)だ。通知にちゃんと『税務署で前もって収入印紙を購入すること』と書いておけば、先に税務署に寄ってから来たのに。と、念のため入口でタバコを吸っていた他の女性職員に再度、税務署の場所を確認する。すると「○○通りをまっすぐ行くと、橋に突き当たるけど、その少し前、右側にあるから」と先ほどの人より少していねいに教えてくれた。
 税務署までは車で3分もかからず、順番待ちもなく、収入印紙を購入できた。県庁に戻り、番号札をもらい、待つこと20分。窓口で新しいビザを渡され、「内容を確認してください」と言われる。最後まで何が起こるか分からないフランスのこと、名前の綴りが間違っていないか?住所の番地が間違っていないか?と二度確認して、「問題ありません」と答え、めでたく、更新完了。10年間はこの面倒な手続きをしないで、済むのだ。

この10年ビザ、私は結婚1年後に取得できたが、最近では結婚後3~4年経ってからやっと取れるらしい。また、5年ごとに更新が必要な5年ビザなるものができたという話もきく。フランスのビザに関する法律は実際、ころころとよく変わる。また、移民規制でどんどんビザ取得が難しくなっている。たとえば、私がフランスに来た頃、学生ビザは語学学校の入学登録書があれば申請できたが、今では一定レベルのフランス語力があることが証明できないと取得できないらしい。フランス人との結婚によって取得できる滞在許可証も、最近では、移民局の人が、偽装結婚かどうかを確かめるために自宅訪問すると聞いたが、私の時は夫同行で県庁に出向いて、問題なくもらえたし。フリーランス用の労働ビザも以前は取得がそれほど難しくなかったが、現在では、それも却下されることがしばしばあるそうだ。
八方手を尽くして結局ビザが取れず、帰国した人のことを、「あと、数年早く申請していれば通ったかもね、タイミングが悪かったよね」なんて話したら、やはり10年ビザを持っている知人が「結局、彼女はフランスから“いること”を望まれていないんですよ」とぴしゃり。身も蓋もない言い方だけど、“フランスにとって有益な人材には滞在許可を与える”って、まさにサルコジさんの方針だからね。

寒空の下、リュクサンブール公園でお弁当ランチ

パリの中心シャトレ駅まで電車で30分かかる郊外に住んでいる。まあ、十分通勤圏なのだけれど、市内や地下鉄の通っているブーローニュにいた頃に比べれば、ずいぶんパリが遠くなってしまった。それで“わざわざ”パリに出る時は、少なくとも3つの用事を作るようにしている。なんて言っても、取材の仕事+買い物+映画、なんて感じだけど。

先日は12時半にビズの取材同行をオデオン近くですることになっていた。それで、ビズのボランティアに興味があると連絡をくれたフリーライターさんがその近くに住んでいたことを思い出し、午前中にオデオンのカフェで会うことにする。

さて、一日中パリで過ごす時の問題(ってほどじゃないけど)はランチをどうするか、だ。友達とランチの約束を入れることもあるけど、一人で限られた時間にささっと食べなければならない時は、ハンバーガーやサンドウィッチやキッシュで済ませることが多いが、あまりおいしくなかったり、日本と比較すると高い、と感じたり。それで、私は気候がよくて、晴れている日には、お弁当を作って持って出かけ、公園で食べるようにしている。お弁当と偉そうに言っても、おにぎりだけのこともあるんだけど。      
今回の取材先はちょうどリュクサンブール公園の近く。ここのところ、パリの気温は平年より5度くらい高い、暖かい日が続いているし、天気予報によると一日中晴れだ。と、100円ショップで買ってきた2段重ねのお弁当にかぼちゃの煮物の残りと、白菜の浅漬け、卵焼きにソーセージをつめ、玄米ご飯にちりめんじゃこふりかけをかけて、できあがり。経済的で、栄養バランスも悪くないランチの出来上がりなのだ。ほうじ茶を入れた小さな保温ポットまで用意したので、カバンが重くなってしまったが。

朝はどんより曇っていたが、昼間あたりから晴れることが多いし、と思っていたところ、天気予報は見事にはずれ、12時少し前にリュクサンブール公園に着いた時も相変わらず曇っていて、寒い。ピクニック日和じゃないな、と思いながら、噴水の前のベンチに座ると、後ろのベンチにいた若いカップルも買い物袋からサンドウィッチなどを取り出して食べ始めたので、私もお弁当を広げる。

寒いので、急いで食べ終わり、温かいほうじ茶を飲みながら、ふと、後ろのカップルを見ると、プラスチックのコップで赤ワインを飲んでいた・・、体、あたたまるよね。

リュクサンブール公園
(寒空の下、リュクサンブール公園の噴水で遊ぶ子どもたち)


ちなみに、この日の3つ目の用事はミヒャエル・ハネケ監督のカンヌ映画祭パルムドーる受賞作品『白いリボン』の鑑賞。

11月になれば、いよいよ寒くなっていくので、今年の公園ランチはたぶん、これが最後。再開は4月、復活祭が過ぎた頃になるだろう。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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