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スタッド・ド・フランスに、ラグビーの試合を観に行く

先週土曜日、スタッド・ド・フランスに、ラグビーの公式戦、スタッド・フランセ・パリ対スタッド・トゥールーザンを観に行った。
息子が去年からラグビーを始めたのだが、この日の試合は、近郊のラグビークラブに所属する子どもたちが招待され、試合前にパレードに参加し、保護者は一人10ユーロで観戦できるというもの。息子と一緒に、よくテレビでラグビー観戦をしている夫は、大喜びし、ラグビーなんぞ興味のない私も、まあ、こんなことでもなければ、公式戦をスタジアムまで見に行くこともないだろうな、と好奇心も働き、一緒に行くことに。

当日朝9時、この試合がテレビ中継されることを知った義母が「剣のパレードは何時に始まるの?」と弾んだ声で電話をして来る。・・テレビに映る可能性は限りなく小さいと思うが。
子どもたちはパレード準備もあり、お弁当を持って先に出発。午後1時に保護者たちの集合場所(隣町の総合競技場の駐車場)に行くと、大型観光バスが4台も連なっていた。子どもの所属するチーム(年齢別で、うちの子は“11~12”歳チーム)ごとに分乗し、いざ、スタッドに向かう。

スタッド・ド・フランスは、ラグビーとサッカーのフランス代表チームのホームスタジアムで収容人数8万人。治安のよろしくないサン・ドニにあり、サッカーのフーリガンが暴れるイメージもあるので、ちょっとびくびくしていたが、『ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツ、サッカーは野蛮人がやる紳士的スポーツ』という諺もあり、ラグビーはサポーターも紳士的、と夫の説。
 朝は雨が降っていたが、午後から晴れて、試合開始前にスタジアム周りのカフェのテラスでビールを飲んでいるサポーターらしき人々は、みんな穏やかな様子。ちなみに、スタッド・フランセ・パリは、チームカラーが青とピンクなので、サポーターの男性たちもピンクのパーカを着ており、スキンヘッドにグラサンのおっさんが、ピンクのマフラーを巻いたりしているのが、かわいらしかった。
 
スタジアム入口で、鞄の中身をチェックされるが、なんとミネラルウォーター入りと温かい日本茶入りの二本のサーモボトルを没収される。グラウンドに投げ込む輩がいるから、ということらしく、他にも紙パック入りジュースを没収されている人も。ペットボトルは、フタをその場で捨てれば持ち込んでもOKになっていた。まあ、没収と言っても、守衛室に預け、引換券を渡され、帰る時に返してくれるのだが。

ラグビースタジアム
(スタッド・ド・フランス)

席はかなり上の方で(10ユーロだもんね)、練習中の選手の姿が、豆粒のごとく。そのうち喉が渇くが、スタジアム内の売店はまだ開いておらず、仕方なく100段ほどの階段を下りて、守衛室を訪ね、サーモを返してもらってお茶を飲み、また預けて100段の階段をよいしょ、よいしょ、と上って席に戻る。あほくさ。
試合開始10分ほど前にやっと子どもたちが入場し、グラウンドの周りをチームの旗を持ちながら歩き始めると、にわかに客席が盛り上がる。しかし、私の席からは子どもたちも当然、豆粒のごとしで、ユニフォームでうちの子のチームが確認できるくらい。オペラグラスを持参すべきであった。
それで、何の前触れもなしに(と私には思えた)いきなり試合が始まる。
しかし、スタジアムものって、応援するチームがいないと面白くないよね。子どもの頃、私は月刊阪神タイガースを購読し、選手年鑑を愛読して選手の出身校から奥さんの名前まで暗記し、阪神の試合結果の新聞記事を毎日スクラップしていたトラキチ。隣に年季の入った阪神ファンのご夫婦が住んでいて、神宮球場や横浜球場で阪神戦がある時、よく連れてってもらった(彼らの一人息子はお気の毒なことに、巨人ファン)。3塁側に座り、周りのトラファンとともに阪神の選手に声援を送り、相手チームに野次を飛ばし、勝利の喜びと敗戦の悔しさ(こっちの方が多かったな)をともに分かち合う楽しさ!・・そういえば、ラグビーは応援チームによって座席が分かれたりしないのだろうか?ピンクの旗を振る、フランセ・パリファンの間に、トゥールーザンの赤いマフラーをしている一団が座っているし・・。紳士のスポーツだから、サポーターもファンもみんな仲よく一緒に応援するのか??

ラグビーピンクのはた
(フランセ・パリを応援する人々)


私は、ラグビーではボールを前に向かって投げてはいけないことを最近になって知った、ラグビー音痴。この試合を見て、ボールを持ったまま何歩でも走っていいことを初めて知ったし。ラグビーに詳しければ、試合ももっと面白く見られるんだろうな、と思いつつ、でも、トライが決まれば、拍手し(両チームに分け隔てなく)、ウェーブにもちゃんと参加したりで、まあ楽しかったかな。
試合は終始、フランセ・パリがリードしていたが、トゥールーザンがゲームセット直前に、トライとコンヴァージョンを決め(だったと思う)、27対27の引き分け。けっこうドラマティックな展開だったんだろう、ファンにとっては。
 この日の入場者数は、6万3千人の大入り。試合終了後には花火も打ち上げられ、お祭り気分を楽しめた一日であった。
ラグビースタッド牛
(コスプレのサポーター)

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ランニングを始める

先週の土曜日からランニング(現時点ではウォーキング)を始めた。
9月にパリで行われる女性限定ロードレース『ラ・パリジェンヌ』に去年、参加したSさんから、今年は一緒に参加しませんか?と誘われたのだ。“一緒”というのは、このレースには『チーム参加』というカテゴリーがあり、同じチームのメンバーがお揃いの衣装を着たり、かつらをかぶったり、と要するに仮装して走るのだという、いやいや、歩いてもOKなのだそう。なんだか、楽しそうだ。走行距離(歩きでもこう呼ぶのか?)6.3kmで、歩く人は道路の片側の寄るらしい、エスカレーターみたいに。また、毎年テーマとやらがあって、去年は『日本』!だったので、日本人女性の参加者が多かったそうな。Sさんチームはみんなで浴衣を着たそうだ・・、そりゃ、走れないわな。今年2014年のテーマは『カリフォルニア』。寿司のカリフォルニア巻きの着ぐるみでも作るかな・・。
 長距離レースに参加するなんて、ウン十年前、中学の3キロマラソン以来だ。あの時はもちろん、走ったわけだが、歩きなら6キロくらい何とかなるかも。
 サイトを通じて、参加登録をして、Sさんに、「歩いてもいいんですよね?」と念を押すと、「のろのろ歩いていたら、置いて行きますよ」(!)けっこう、真剣?

La Parisienne
『ラ・パリジェンヌ』のポスター
 
 実は、剣道の稽古をしていた体育館が工事中で、クラブは隣町の体育館に間借りしているのだが、その稽古日がちょうど、子どものラグビーの練習日と重なったこともあり、最近、ほとんど剣道をしていない。運動不足気味である。
 また、去年、BISOUのアーティスト会員に登録して下さった、和小物クリエーターのルブラン玲子さんが、80歳なのだが(女性の年齢をブログで公表するのは失礼か)、とにかく元気で、姿勢がよく、歩くのも早い、実に矍鑠としている。聞くと、以前、マラソンをやっていたそうだ。確かに、老化は足腰の弱りから始まるというし、ここは一念発起、ランニングを始めるか、と心に決めたのである。

 まずは、スポーツ&アウトドア専門店のランニングコーナーに行き、シューズとロングタイツを買う。家に戻ってタイツを履くと、おしりの線とか出ちゃって、さすがにこれ履いて外に出るのはなぁ、とネットサーフすると、日本の女の子たちは、ランニングの際にタイツの上にショートパンツを履くようだ。
再び、店に行くと、ショートパンツはないが、超ミニのランニングスカートが置いてあった。ま、いいかどうせ、下にタイツ履いてるし、と購入。ユニクロでナイロンパーカもついでに買う。
 
 “三日坊主で終わらないランニングの始め方” (ドキっとするタイトルですね~)という記事をサイトで見つける。そこに、最初の2週間はゆっくりウォーキング→2週間のしっかりウォーキング→2週間のゆっくりランニング→2週間のしっかりランニングという“2か月かけて行うプログラム”なるものが紹介されていた。その後はずっと“しっかりランニング”を続けろ、ってことだよね?確かに、ランニングなんて何十年もやっていないのだから、急に走って、筋でも傷めたら、たいへん。まずはウォーキングなのだ。
 
 フランスは先週から急に暖かくなった、まるで神様が「さあ、ランニング(ウォーキングか)を始めなさい」と私を促しているようだ。それで、土曜の朝7時半に起きて、軽く準備体操をして、ウォーキングを開始。家の周り、住宅街をすたすた歩くのだが、ほとんど人がいない、ランニングや犬の散歩をしている人さえいない。一度、不良兄ちゃんグループみたいなのが、たむろして歩いて来るのが見えたので(朝帰り?)さりげなく、反対側の歩道に渡る。開店前のパン屋の横を通ったら、パンの焼けるいいにおいがして、お腹が空いてくる。なんか、健康!な気分。20分ほど歩いて家に戻る。初日はこれで十分だわ。  
 
翌日曜日は、剣道の稽古に行ったので、ウォーキングはお休みで、月曜朝、子どもと一緒に家を出て、歩き始めたところ、駅に向かうサラリーマン&ウーマンたちとすれ違う。月曜の朝だけあって、みんな不機嫌な顔をしており、「のんびりウォーキングなんかしやがって」と思われている気がしてきた(被害妄想・・)。人の視線も気になるし、すきっ腹でウォーキングも体によくないのではないか、と気付き、水曜日は(そう、一日置きにしか歩いていない)、午前10時頃から歩くことにした。これなら、朝ごはんを食べ終えて、ちょうど一仕事終えたくらいの時間なので、パソコン見続けて疲れた目を休めることにもなるし。と、案の定、人は少ないし、明け方ほど寒くないし、快適であった。途中カフェの横を通ったら、今度はコーヒーのいいにおいが。
 金曜日、4回目のウォーキングを終えた後は、初日から3回目まで、ウォーキング直後に感じた筋肉の張りみたいなものがなくなっていた。おお、筋肉が鍛えられきたのだな。

この調子でいけば9月のラ・パリジェンヌの完走(完歩か?)は楽勝。来年は10キロマラソンくらいを目指してやろうか。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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