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サイプレスの精油で、しつこい咳が緩和された話


身体が丈夫なだけが取り柄の息子が風邪をひき、1週間も学校を休んだ。病気に滅多にかからない子で、幼稚園の頃から、風邪の引きはじめに、「寝る」の一言で、ごはんも食べず、水も飲まず、一日こんこんと眠り続け、翌日には、すっかり直るという、うらやましい体質の持ちぬし。で、今回も、そんな感じで、一日で回復した、と思ったが、水泳教室に行ったのが失敗だった。翌々日に発熱し、ひどく咳き込み、それが1週間続いた。

となると、私に移らないわけがなく、案の定、ある夜、熱っぽくなる、いかにも風邪の引きはじめ、って感じで。翌日は、外出する用事がなかったので、昼寝をして、夜も早く寝たところ、次の朝には、熱が下がって、元気に。ちょうど、日本から来る知り合いとパリでお茶する約束をしていたので、断らずに済んだのでほっとする。
ところが、お茶してさっさと帰れよかったのに、調子にのって、その後、一緒にソルドなんぞに行ったせいか、風邪がぶり返し(結局、ちゃんと直ってなかったんだよね)、咳が止まらず、夜も寝入ったと思うと、咳で目が覚め、睡眠不足になる始末。

クスリは飲まない主義だし、医者なんかこの時期に行ったら、予約をとっても、何十分も待たされるのがオチだし、とふと、アロマテラピーの精油を試してみよう、と思いつく。
以前、はまっていた時期があり、数種類の精油を常備し、ディフューザーまで持っていたのだ(安物を買ったせいか、意外と早く壊れたが)。
というのも、フリーペーパーのBisouに、日仏フィトアロマテラピー協会代表の若子あやこ先生に、数年間にわたって、『マダムわかこのフィト・アロマテラピー生活』という連載コラムを書いていただき、それがとても参考になったのだ。
自然派の健康、食、美容、エコ、オーガニックをテーマにした、Bisou Bien-ビズ・ビアンエートルの創刊号は迷わず、特集テーマを、『アロマテラピー入門』にしたし。

aroma特集

それが、最近では、アロマテラピーからすっかり遠ざかり、せいぜい、ティーツリーを、うがいの時に使う程度。古くなったラベンダーやニアウリの精油がバスルームで埃をかぶっている・・。

各精油の効能も忘れてしまったので、ググってみると、咳にはサイプレスが効果がある、と出て来る。若子先生は、精油は薬局で買うように、と仰っていたので、さっそく、いつもローズウォーターを購入している薬局に行く。鼻づまりに抜群の効果を発揮するユーカリラジアタと、無くなりかけていたティーツリー(抗感染作用が高い)をゲット。サイプレスは置いてなかったので、その足でオーガニックスーパーに向かい、そこで、サイプレスと、薬局で買うのをすっかり忘れていた、キャリアオイルも買う。手ごろな値段のスイートアーモンドを選ぶ。

そういえば、最近は、オーガニックスーパーに来ても、玄米や乾燥大豆(納豆を作っているので)、ざくろジュース(更年期障害の症状に効果があるという)を買うくらいで、他のコーナーはあまり見ていないなぁ、と広い店内をぐるっと回ってみる。

ハーブティのコーナーで、横山理香の『50代からもっと幸せ』に出て来て、気になっていたルイボスティを発見し、こちらも、購入。箱にクンダリーニヨガの大家ヨギ・バジャンの顔写真まで付いていて、なんか効き目ありそう。

aromaルイボスティ
(ルイボスティ)
aroma茶写真
(裏側には、ヨギ・バジャンのお顔写真)


横山理香の『50代からもっと幸せ』には、更年期を迎えたアラフィフ女子が、仕事をしながら、家事もこなし、なおかつ自分の楽しみにも時間を使うべく、いかに気力、体力を温存するかのノウハウが、家事にエネルギーを使わないコツから、前向きな気持ちを作る方法まで、軽快な文章で書かれている。
何となく、この著者、身近に感じられるのだ。私と年齢が一つ違いで、モノを書く仕事をしていて(まぁ、向うは本を何冊も出している作家さんだから、比べるのはおこがましいが)、高齢出産で子どもが一人いるし、(うちと違って女の子)、自然派健康法とスピリチュアルに興味をもち(最近、そういう人、多いだろうけど)、さらに、夫婦関係も冷え切っている、とちらっと書いているし(私たちの年代になると大半の夫婦があてはまるだろうけど)。

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著者は、ルイーズ・ヘイのアファメーション日めくりを愛用しているそうだが、私は、『日めくり まいにち、修造!』。そう、あのテニスの松岡修造君です。贈り物のセンスが抜群な友人がプレゼントしてくれました。単に1日から31日の日付が入っているだけなので、好きな時に使い始めることができ、何年でも繰り返し使えるというお得感も。修造君のメッセージは、たとえば、22日なら「僕は春夏秋冬、いつも紅葉している」(なんのこっちゃぁ?)と大きな文字で書かれている横に、その言わんとするところ+すがすがしい顔の修造君が両手を大きく広げ、天を仰いでいる写真が。笑えて、元気が出ます。

(日めくり)まいにち、修造!
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で、『50代からもっと幸せ』で、以前は石鹸を手作りしていた著者が、ジェルボール洗剤を使い始めたことに、“長年、自然派洗剤にこだわっていましたが、地球にやさしいものは私に厳しいことが多いので~環境保護より自分保護に走りました。”とか、“アラフィフ女性におかれましては、全身の健康状態を高めることがイコール美容レベルのアップにもつながる”と5万円の美容クリームより早寝早起きを勧めたり、と、「分かる分かる」、「なるほどぉ」、な話がたくさん。

そもそも、数年前に、同じ著者の『40代大人女子のための“お年頃”読本』をたまたま購入したところ、これが面白くて、すぐにも使えるノウハウが満載だったのである。第一章“日常生活をもっとらくにして体力を温存する方法”から始まり、“おばさんにならない体作り”から“自然派の更年期対策”、最終章は“人生のお片づけをそろそろ始める”、と終活に触れている。
初めは、え?40代で終活?と驚いたが、親の遺品整理の大変さに触れて、“親が元気なうちに、いらないものの処分も一緒にしてもらいましょう”、と。なるほど、親が長生きして、自分が還暦過ぎてから、ごみ屋敷を一から片付けるなんて、そりゃたいへんだろう。また、今からものを増やさない、そして不用品を少しずつ処分する習慣をつけておくのは大事かも、と納得したのであった。

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話を、アロマテラピーに戻して・・。
家に帰り、さっそく、スイートアーモンドオイルに三種類の精油を一滴ずつ垂らして、首に塗り塗り。夜も寝る前に同じように塗って、さらに、それぞれの精油を一滴ずつ垂らしたティッシュを鼻の上にのせて、寝たら、なんと夜の咳が止まった!翌日の昼間はまた、咳が復活し、その後も続いたのだが、夜の咳がなくなり、眠れるようになっただけでも、だいぶ楽になったのである。

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1月に見た映画、雑感。ベストワンは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』


前回書いた画についてのブログで、「2017年は、面白い日本映画がフランスに入ってくることを期待!」で締めくくったはず。

それで、今年最初に見た映画は、『君の名は。』(新海誠監督)。日本で大ヒットしたそうだけど、うーん、悪くはないけど、そんなにいいかなぁ?なんか、彗星落下が分かったところから、嫌でも緊張感は高まるだろうけど、その大ごとさ加減で、逆にしらけちゃったのは私だけ?

1月映画君の名は。

この作品がきっかけで、大昔に見た『君の名は』(大庭秀雄監督)をググっていたら、これ、実は3部作だったことが分かる。どうも、端折り感が気になる、と思っていたが、私が見たのは、総集編(185分)というやつだったらしい。3部作は合わせて378分。まあ、今更、完全版を見たいと思うような作品ではなかったけど。

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そういえば、中井貴一が、この映画を見て「お父さんはこんな美人の恋人がいたのになんで、お母さんなんかと結婚したんだろう?」と子ども心に思った、と言ったとかいうエピソードがあったような。で、お母さんって、小津安二郎の通いの定食屋の看板娘だった、っていうようなことをどこかで読んだような。どうでもいい話なんだけど。


ジム・ジャームッシュの『パターソン』。面白かった。淡々として、それこそ彗星落下どころか、たいした事件が起こらず、静かなドラマがよかった。あ、最後に主人公にとってショックなことが、かわいい犬のおイタで、起こるけど、まあ、これもちょっぴり笑えるし。しかし、最後の永瀬正敏が余計な感じ。『あん』の永瀬がよかったから、ちょっとがっかり。もっとおじいさん俳優の方がしっくりしたんじゃないかな?誰だろう、ああいうシーンにぴったりな日本人のおじいさん俳優って?

1月映画Paterson


『Ouvert la nuit』(Édouard Baer監督)は、他に見たかった映画が間に合わず、仕方なく見ただけあって(?)つまらなかった。こういう、才能はあるかもしれないけどダメな男の話って、見ていてどうにもいらいらする。このタイプを“愛すべき”って呼んでしまう人が理解できん。

1月映画ouvertlanuit


『ローグ・ワン』(ギャレス・エドワーズ監督)って、外伝ではあるが、スター・ウォーズシリーズの最高傑作ではないか?『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、せっかく、ジョージ・ルーカスがメガホンを取らないというから、期待したら、面白くなくて、がっかりだったからな。この『ローグ・ワン』は、切なく、悲しいけど、最後に希望に繋がったから、よかった。しかし、モフ・ターキンもレイア姫もひょっとして、と思ったけど、後でググったら、やっぱりCGだったのね。

1月映画rogue one


『淵に立つ』(深田晃司)は、フランス語タイトルは、『Harmoniumハーモニウム』。英語タイトルも同様で、公式サイトによると、監督自身が選んだらしい。
カンヌの「ある視点」部門審査員賞受賞作で、傑作であることは間違いないんだけど、見終わった後、ずどーんと、暗い気持ちになりますねぇ。希望が見えないし。まあ、くだらないハッピーエンド映画よりはこういう映画を見たいけど。

1月映画harmonium

そういえば、深田監督が、インタビューで、「これまでカンヌで上映されてきた日本映画は温和な家族観がベースになっているものが多いのに対し、『淵に立つ』はそうではないので新鮮に受け取られたようです。」と語っているけど、そうなのかなぁ?フランスの映画ファンにはなじみ深い、小津安二郎の『東京物語』('53)からすでに、家族の崩壊、親子の断絶を描いているし、日本映画で、温和な家族観を描いた作品って?私の見る映画が偏っているのかね?カンヌ上映作に限ってということなのか?
そういえば、フランスに住み始めた頃、知り合った映画好きのフランス人が、「成瀬巳喜男の描く家族は、実は愛し合っているのに、表面的に対立しあい、逆に小津の描く家族は、心は離れているのに、表面上は穏やかに接している、と言っていて、なるへそ、と思った。

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<小津安二郎『東京物語』>

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<成瀬巳喜男『あにいもうと』>


で、運の悪いことに、続けて、家族をテーマにした暗い気持ちになる映画を見てしまう。
『マンチェスター・バイ・ザーシー』(ケネス・ロナーガン監督)。まあ、映画好きの人は、何は置いてもこの作品だけは、絶対見て!と言いたい、素晴らしい作品。アカデミー賞で6部門にノミネートされているし、主演のケイシー・アフレックは、すでにゴールデン・グローブ賞、全米映画批評家協会賞などなど複数の主演男優賞を受賞。
『淵に立つ』みたいな、どろどろ感はなくて、ただ、悲しく切ない作品だが、その悲しいシーンで、向田邦子原作ドラマ『あ・うん』で使われていたアルビノーニのアダージョが・・。この曲に昭和初期のイメージを勝手に持っていたので、ちょっと違和感。と、そんなことは個人的な感想だけど。
日本では、5月から公開予定。

1月映画manchester

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悲しい映画が続いたので、最後は明るく締め!『Lumiere! L'aventure commence(リュミエール!冒険が始まる』(Thierry Frémaux)は、映画の父と呼ばれるリュミエール兄弟についてのドキュメンタリー。世界初の実写映画とされる『リュミエール工場の出口』、観客が、本物の列車が向かってくると錯覚して、会場から逃げてしまった、『ラ・シオタ駅への列車到着』、コメディ映画の元祖と呼ばれる『水をまかれる散水夫』などなど、どこかで見た記憶のあるリュミエール作品が次々と・・。映画のカメラワークや演出の基本の基本は、彼らが作り出したことが、よく分かる。
映画評論家の水野 晴郎じゃないけど、「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」と思わず、見終わった後に言いたくなる作品。

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彼氏、夫にプレゼントしたい一冊。でも、女性が読んでも面白い。 岩本麻奈著『生涯男性現役 男のセンシュアル・エイジング入門』


自他ともに認める岩本麻奈先生ファンの私であるが(別に他人には認められなくてもいいけど)、本書は、ずっと、つん読状態で、その後に出版された、『パリジェンヌより綺麗になる! 秘密のスキンケア』を先に読んでしまった。
理由は、簡単。男性向けの本だったから。

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麻奈先生の名著『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』(略して『パリマダ』)は、男性からの反響が多かったそうだ、帯に“日本男子は読むべからず”と書いてあったのにもかかわらず。そう言われるとますます読みたくなる、あまのじゃくが多かったのか?で、それならいっそ、男性読者をターゲットに同じテーマで、と書かれたのが、この本だが、女性が読んでも面白い内容だと思う。

パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ

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『パリマダ』を読んでいない人のために内容を思いっきりレジュメすると、女性は若ければ若いほど美しい、という思い込みを捨て、フランスマダムを見習い、センシュアリティを身に付け、年齢を重ねるごとに美しくなる生き方をしようというところだ。で、センシュアリティとは何ぞや?を説いた本である。内容も濃いけど、パリの街並みや、恋人たちを撮った写真が素敵で、パリは街そのものがセンシュアル、という印象を受ける。

本書『生涯男性現役』は、そんな女性たちに相応しい、知的でセンシュアルな男になるための指南書。プロローグで、まずセンシュアリティを“官能ある知性”と定義しているが、このセンシュアルである(になる?)ことは、容易ではなく、生き方の問題とも言えるんだけど、この本をじっくり読めば、理解できるはず。
“はじめに”で、“面倒だ、女はただ若くて従順な方がよい、と仰る男性は、すぐに本書を閉じていただいて結構です”と手厳しいです、麻奈先生。
でも、センシュアリティを身につければ、仕事もできて、女性にもてるようになること請け合いなので、閉じるのは、もったいないです、はい。

“第一章◎ビジネスとセンシュアリティ”は、ビジネスシーンにおける、センシュアルな身のこなし、声、会話術からセンシュアリティを演出する服装、小物まで、具体例を挙げながら、触れている。声に関しては、女子アナの新人研修では、高い声は視聴者の信頼感が得られないので、「もっと低く」が徹底される。また、会話術に関して、“間のあけ方の習得に寄席に行く”ことを提案するなどなど、これ、働く女性にも、参考になる話。

へー、と感心したのは、ミドルエイジの男性にもジャストフィット・サイズのスーツを勧めている個所。よっぽどスタイルに自信のある人ならともかく、メタボ体形を隠すためにもミドルはゆるめのスーツを着るのが普通なんだろうな、と思っていたが、パイロットのユニフォームや軍服に例えて、“権威主義的、集団主義的と言う建前は置いておいて、制服姿にゾクッとする、惚れる、という女性は案外多いものです”と書いているが、だぶだぶの制服ってないし、体の線に合うぴたっとしたスーツは、まさに制服のイメージか。
フランスには、、消防士カレンダーなるものがあって、年末に制服姿の消防士が売りに来ると、思わず、買ってしまう人も多いだろう。

消防士


こちらは、国境なき消防団のカレンダー。モデルじゃなくて、本物の消防士とのこと。

国境なき消防団カレンダー

日本で言えば、自衛官の制服とか?最近、自衛隊婚活が人気と聞いたけど、こんなブログまである。
『元自にーさん(元自衛官)の自衛隊ブログ』http://motoji.org/
入隊希望者向けのブログのようだが、自衛隊婚活の記事が充実。

“自衛隊婚活教室”ページに、“制服を着るとイケメン度が3割増しになる”と、陸上・海上・航空自衛隊の制服を紹介していたり。

自衛隊婚活サイト
<なんだか、ほのぼのしたサイト>
http://jbride.net/miryoku/seifuku.html

自衛官と知り合う方法から、自衛官妻の馴れ初めインタビュー、子育て調査の記事も掲載されている。自衛隊婚活女子の必読ブログだな。
確かに、自衛官って、公務員なので生活は安定するし、体鍛えて丈夫そうだし、任務で留守がちなのも魅力(海自は特に長い、って。既婚者の本音だよん)で、制服!とくれば、人気出るよね。

私の義弟は軍人で、十数年前、初めて義妹(当時は婚約者)を紹介してもらった時、夫が、「彼女とは軍人ダンパ(死語?ダンスパーティのことです)で知り合ったらしい」と言っていた。で、結婚式に、義弟は軍のユニフォームを着て(義妹は普通にウェディングドレス)、同僚(つまり軍人さん)もみな、ユニフォーム姿で列席していたので、私はフランスの軍人はスーツを持っていないのでは?と疑っていた。ところが、その翌年、私たちの結婚式に出席した義弟は普通にスーツ姿。今思えば、同僚たちは結婚式会場ではナンパ目的で、イケメン度が3割増し効果のあるユニフォームを着ていたのかも。友達の結婚式で知り合った異性と結婚ってフランスでもよくある話らしい。新郎と結婚しちゃったケースもあるし。少し前のブログで紹介したエピソードだけど。

・・制服のせいで、だいぶ話がそれてしまった。

“第二章 センシュアル・エイジング最前線” は、薄毛、男の更年期、EDなど男性特有の悩みについて触れ、それに対するアドバイスも。後はスキンケアやデンタルケア、面白いところでは、女は、男が思っている以上に男の指と手を見ている、と書いている部分。フランスではネイルケアをする男性が増えていると聞いたことがあるし。この章では、あごも取り上げられ、太った人をデブチンと言うのは、あご(chin)が二重三重になって(double)、つまりdouble chinが変化したんだって。このへんの雑学も面白い。
「割れあごに萌える」女性の話も出て来る。割れあごって、日本じゃ長嶋茂雄が有名だけど、フランスなら、夭折の美男俳優ジェラール・フィリップとか(古い?)。



ブノワ・マジメルも割れあご

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私は割れあごは嫌いだけど、萌える人もいるわけで、センシュアリティって、好みの多様性を認めるところから始まるのか、とも思う。

“第三章 男と女の間”は、もう哲学ですな。“男と女は理解しあえるか?”、“恋愛と結婚について――恋愛結婚を生涯にわたって全うすることは可能か?同じパートナーとのセックスを互いに飽きることなく続けることはできるか?”後者に関しては“この二つの命題は、正答不能なのであります”ときっぱり麻奈先生は書いておられる。
フーコー、ユング、サルトルなどの文献にあたり、有名人のエピソードを取り上げ、フランス人を中心に様々な分野で活躍する人々にインタビューして、時には行きつけのレストランにいつも一人でやって来る気になるマダムに声をかけたりと、好奇心旺盛で活動的な人である。だから著書が、いつも面白いんだよね。

麻奈先生と駒つばきの料理長さん
<麻奈先生と8区の和食レストラン、駒つばきにて。木野陽一シェフ(写真右)に、次回は、読後感想をぜひ、伺いたい。>

この本、ヴァレンタインデーかサン・ジョルディの日に彼氏や夫にプレゼントして、「読み終わったら、私に回してね」と頼んでおくのがいいかも。

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老後の不安によるプチ鬱が、桂由美さまの神々しさのおかげで吹っ飛んだ、お話。

年初はいつも、プチ鬱になる。
ああ、これから私はいったい、どうやって生きて行くのだろう?今は何とかやっているが、老後はどうなるんだ?年改まって、不安も新たに・・、って嫌な話だけど。

しかし、老後って何歳からなんだ?定年退職後が老後なら、自由業の私には、老後なんてないぞ。

で、不安な気持ちの時にありがちな、だらだらググりをしていたら、面白いブログに当たる。
『老後の資金?そんなの必要ねえ!~老後の生活設計が日本人の悩みの1位なんておかしいでしょ~』
http://xn--h4t853elyip5e.jp.net/
そのまんまなタイトルのブログの主は、内閣府の世論調査のデータを紹介し、“悩みや不安を感じていることはどのようなことか?”の質問に、“健康”や“仕事の人間関係”を抑えて、“老後の生活設計”が30代では2位、40代では、堂々の1位であることに対し、“50代になれば老後が現実的な心配事になるのもわかるが、働き盛りの30代・40代で他を差し置いて老後の心配をするのはあまりに滑稽である”と一喝!
ふーん、じゃ、私はすでに老後が現実的な年齢なのかぁ。

そういえば、去年、麻生太郎副総理兼財務相が「90歳になって老後が心配とか、訳のわかんないこと言っている人が、こないだテレビに出てたけど、オイ、いつまで生きてるつもりだよと思いながらテレビを見てましたよ」と発言したことが、批判の対象になっていたけど、確かに「いつまで生きてる」は、まずいな、「それだけ気が若ければ、老後なんて一生来ないでしょ」って言えばよかったのに。
しかし、30代から90代まで、みんな老後の心配をしてる、って、やっぱり、変だよね。

私が読んだ老後本(なんてカテゴリーある?)で面白かったのは、

香山リカ著『老後がこわい』
有名な精神科医の著者が40代の時にシングル女性向けに書いた本で、住まい、仕事、介護、ペットロスなど、老後の基本的不安材料(?)について、資料、データと、自分や周りの人々の体験談を元に、言及。女性の一人暮らしは部屋を貸してもらえない、と書いているが、この本が出てから10年が過ぎているので、空き家増加が問題になっている昨今、少しは状況が変わっているのかしら?と素朴な疑問。

老後がこわい (講談社現代新書)

香山 リカ 講談社 2006-07-19
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上野千鶴子著『おひとりさまの老後』
初っ端から“結婚した人もしなかった人も、最後はみんな一人になる”と、おひとりさまとは生涯独身者だけを意味しないことを明確にしている。“80歳以上になると、女性の83%に配偶者がいない”という事実を踏まえて、おひとりさまの老後の住まい、人付き合い、お金、終活(この本が世に出た当時には、なかった言葉か)をテーマに、ユーモアセンスあふれる文章で書いていて、面白い。“21世紀はおばあさんの世紀”だって。これを聞いて、なんかうれしく感じるのは、私だけ?
2007年発行、著者がまだ、50代の時に書いた本。2015年11月に出た、終活に重きを置いた、続編『おひとりさまの最期』も合わせて読むと、老後も何とかなるかも、という気になる。

おひとりさまの老後

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おひとりさまの最期

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阿部絢子著『老いのシンプル節約生活』
私は、かれこれ25年ほど前に、某企業の顧客向け情報誌で、阿部先生のハウスキーピングをテーマにした連載記事のライターを2年ほど、やっていた。おっとりしているけど、頑固、よく笑う人という印象が残っています。
プロローグに“「老後の暮らしは、大丈夫だろうか」と不安で眠れなくなることがある。~心配はだいたいお金のことに結びついている。”とあるように、30年を超える消費生活アドバイザーの経験を元に、いかにお金を節約して、それを上手に活かすかを説く、自己体験記を元にしたシンプル生活術の本。しかし、阿部先生、65歳から突然、薬剤師の資格をいかして薬局でバイトを始めたり、海外ホームステイや海外ボランティアをしたり、実に活動的。

老いのシンプル節約生活

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話を、『老後の資金?そんなの必要ねえ!』に戻す。ブログの主は、プロフィールが記載されておらず、いったいどんな御仁やら?自営業者と自己紹介し、老後を30年後、と想定しているので、30代半ばくらい?“俺”って言ってるから、男性か?(実は女性ということも)、
まあ、そんな詮索は、何の役にも立たないか。で、この著者、
“先行きの不安が老後の不安を生む。結局、先のことはわからないのだ。20年後、30年後の社会がどうなっているか、そして自分がどうなっているかは予想できない。しかし、それを心配するより、まずは自分の未来を良くするために頑張ろうよ。わけも分からず老後の心配をするより今を一生懸命生きることのほうがよっぽど有益だ”
と、正論である。
香山リカも“あまり考えすぎずに「今日一日無事に終わったじゃないか」と、とりあえずおいしいビールでも飲もうじゃないか。”と締めくくっている。阿部先生は不安払拭のために、禅寺で修行したそうだ。
老後の準備は必要だけど、その不安にとらわれ過ぎると、大事な今をおろそかにするよ、ってことか。

私より一つ年上のフリーランスの知人が、「仕事が減ると、お金のことばかり心配して、そういう時に食事に誘われると、お金がかかるから断ろう、と思っちゃうけど、むしろ、そんな時こそ、人に会って、楽しく過ごすべき。不安も忘れられるし、仕事につながる新しい出会いがあるかもしれないし」と言っていたな。確かに、財布に一銭もない、って状態じゃないし、三ツ星レストランで割り勘で食事とかなら、考えちゃうけど。

そう、不安を捨て、街に出よう、人に会おう!なのだ。

と、時期的に、新年会とか新年ランチ会&お茶会の類はあるが、それ以外にも、この1月は、色々な邂逅があった。数年前に一度だけ同じ展示会に参加した、東京在住の人が、パリに遊びに来て会うことになったり。ひょんなことから紹介された、1か月ほどパリに滞在していた女性が、なかなか個性的な人のだが、彼女の滞在中に日本から遊びに来た友人を紹介してくれ、さらには帰国後に、この人、面白いから会ってみて、と紹介された人に、会ったり。
天が私の声を聞いて色々な人に会う機会を与えてくれたのか?なら、ストレートに、仕事を与えてくれればいいものを・・、いやいや自ら助ける者を助ける、ってこと?まあ、いいけど。

それから、ご招待の類は、すべてお受けして、いそいそと出かける。
大使公邸の新年賀詞交換会では、シャンパンと日本酒を飲み、お寿司だけではなく、お正月らしく、お雑煮、かまぼこ、煮物、さらに数の子まで出て来た。しあわせ・・。数の子をごっちゃり食べ残した皿が置いてあって、「これ、絶対フランス人だよね、なんて勿体ない!」と日本人の友人と怒りを共有したり。

徳島の鬼頭柚子を使った料理のワークショップでは、フランス人シェフによる、柚子食品を使った繊細な料理を味見できたし。
http://bisounihon.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

そして、オペラ座の隣にある、ホテル・インターコンチネンタル・パリ・ル・グランで行われた、桂由美の2017春夏コレクション。普段、縁のない、華やかな世界に触れるのも、また、楽しいかも、と出かけると、開場15分前には、けっこうな人だかりだった。そこで、また、仕事関係の知り合いに会って、情報交換なども。
会場は、サロンオペラという名の豪華絢爛なバンケット・ルーム。
今回のコレクションのテーマは“若冲を着よう”で、伊藤若冲は、鶏の絵を得意としていたから、酉年の今年にぴったり。
http://bisounihon.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
で、ファッションショーはもちろん、門外漢の私にも、きれいだな~、華やかだなぁ、と思えたが、何よりも最後に、男性モデルにエスコートされて登場した桂由美さまの神々しいこと!若くてスタイルのいいモデルよりも、会場から、ほ~ぉ、とため息のもれた金色のクジャクのドレスよりも、桂由美さまが一番輝いていた。ああ、あやかりたい・・。

桂由美さまと男性モデル

御年84歳のこの方の前で、老後の不安、なんて口にしたら、笑い飛ばされるに違いない。と思ったとたん、なんだか、つまらない不安が吹っ飛んで行った気がした・・、この気持ちが持続してくれればいいけど。
ショーの後、レセプションで、ジャーナリストの知人たちと、再びシャンペンを飲んで、お菓子をつまんで、また、ちょっと幸せな気分に。

酉年は、撒いたものが実って、刈り取る時期で、商売繁盛の年と言われている。プチ鬱を脱出して、運気が変わると言われる節分から、気分新たに、行動を起こすのじゃ。



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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
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