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パリのメナードで、アンチ・エイジング・エステ


ン年ぶりに、エステに行った。オペラ座からヴァンドーム広場に続く、カルチェ、ピアジェなどの高級ブランド店が並ぶラ・ペ通りにある、メナード・パリ店内のエステティック・サロンである。高級感あふれる店構えで、なんだか、店に一歩入っただけで、リッチな気分に。

メナード店内
(きらびやかな店内)

子どものいる人はみんな、そうだろうけど、仕事、家事、子育てが生活の中心になって、自分自身に使える時間やお金は、限られるわけで(不景気で、収入減ってるし)、私なんぞ、特に美容の類は後回しで、美容院だって、年に3回しか行かないのだから、エステなんて、ほんと、ご無沙汰であった。

この歳になれば、やっぱりアンチエイジングだよね、で、フェイシャル・エステのコースAzami 。副題(?)は、une jeunesse retrouvée となっている。日本語に訳すれば、“見出された若さ”かな。
メナードのスキンケアラインの中でも最高級のエンベリエ・シリーズを使って施術するコースなのだ。

メナードエンベリエ商品集合写真
(エンベリエシリーズは、大人の女の雰囲気)

ツボ押しから始まり、クレンジング、キッシング、スクラブ、マッサージ(デコルテと顔)、最後にコラーゲンパック。そして仕上げに、リキッド(化粧水と乳液が一緒になったもの)とクリームで、約1時間半。
キッシング以外は、ハンドケアであるが、やっぱりエステティシャンは、日本人に限る!と思う。気配りが素晴らしいのはもちろん、マッサージの指の押し具合というか、感触がフランス人に比べて柔らかく、心地よい気がする。その昔、ゴッドハンドの持ち主と呼ばれるようなフランス人エステティシャンの施術も受けたこともあって、そのうち一人は、大女優クラウディア・カルディナーレ(若い人は知らない?)やジェーン・バーキンが顧客にいて、しかもフランス人とは思えない、たいへん感じのいい人であったが、それでも、なんか、指の押しがぐっ!て感じだったのよね。まあ、好みの問題かもしれないし、日仏エステティシャン比較をするほど、エステに行ってるわけじゃないから。

エステを受けている最中、気持ちがリラックスして、心なしか体も軽くなってくるような気がする。スクラブクリームに入っているアロマハーブの影響か、それともツボ押し効果だろうか?そういえば、リンパドレナージュセラピストの小笠原さんが、彼女の施術は、熊野筆で顔をそっとなぜるだけなのだが、体全身に効果が出るので、施術を受けた人はみんな驚くのだと言ってた。顔ってたくさんの神経が集まっているらしいから、フェイシャルエステは、体にもいいってことか。

メナードエステルーム
(清潔で、気分の落ち着くエステルーム)

施術の最中、エステティシャンから、「皮膚が薄いですね」と言われる。“面の皮が厚い”の反対なんだから、褒め言葉かな、と思って喜んでいたら、皮膚が薄いとシワが出やすいのだと言われ、がっかり。逆に厚い皮膚は、脂分が多いので、シワにはなりにくいが、若い頃には、にきびが出やすいそうだ。そういえば、若い頃、それほどニキビに悩まされることはなかったな。一長一短ということか。

と言いつつ、30歳の頃に、吹き出物(もうニキビとは言わない年齢)が出た時期があって、まさに、メナードの薬用ビューネをその“薬用”の文字に惹かれ、普段使っていたローションより、値段が高めだったにも関わらず、使ってみて、おかげで吹き出物が改善されたことがあったっけ。当時の薬用ビューネのテレビCMが、確か、一人暮らしのOLが、疲れて家に戻ってぐったり。でも「ビューネしよう!」の一言で、立ち上がり、また明日も頑張って働くぞ、てな感じだったかと。それが、「しば漬け食べたい」のCM(山口美江さん、若くして亡くなってしまったが)と、セットになって、頭に残っているんだよね。雇用均等法世代ならではの悲哀・・分かる人だけ、分かってくださいまし・・。まあ、今思えば好景気のいい時代だったのか。
そういえば、ビューネくんなるイケメンが出ているCMもあったよなぁ、とググったら、このCMが始まったのは、99年で、初代ビューネくんは藤木直人♥、ってことは、私がフランスに来た後だ。なんで覚えているかというと、たぶん、当時、日本のドラマのビデオ(の時代だ、まだ)が、在仏日本人の間で回っていて(オペラに貸しビデオ屋もあったし)、きっとドラマの途中のCMで見たのだろう。で、イケメンだからもちろん、忘れるわけがない。

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メナードでは、エステの後に日本茶まで出してくれ、何だか、すっかりいい気分になる。

お茶を飲みながら、エステティシャンの方と少し話をする。メナード製品=効果あり=でも、ちょっと高い、というイメージがあったが、つき華シリーズは、手頃な値段で、ここでも、20代のパリジェンヌたちが買いに来るのだという。それから、コースAzamiはスクラブだけは、エンベリエシリーズではない、ハーブマスクというアロマハーブ入りのクリームで、こちらも、それほど高くない。
つき華シリーズのローションやクリームとハーブマスクを日常使いにして、たま~に、エンベリエを使ったエステ、というのが、働くママの懐具合に、優しい選択かも。

メナードつき華商品集合写真
(つき華シリーズ)

メナードハーブマスク商品単体写真2
(アロマ効果ありのハーブマスク)

翌日は、肌の色が明るくなり、すべすべして、おまけに気分のよさも持続したので、ブログに書こう!と思ったが、エステを受けた日は、仕事モードではなく、カメラも持っておらず、もちろん、エステ中に写真なんか撮れず(そんなことしてたら、くつろげないもんね)。で、ブログに書きたい旨、メナードさんに伝えると、快く、写真を送って下さった。
なので、今回のブログは、プロの撮った写真。私のカメラの腕が、急に上達したのではない。

今、エステのリラクゼーションコースSumiréが、20%オフのキャンペーン中だそうだ。
デコルテマッサージが長めだというから、夏に向けてちょうどいいかも。
Sumiré の20%オフキャンペーンは、5月13日まで。

メナード店正面入り口

メナード・パリ
21, rue de la Paix 75001 Paris
+33 1 42 65 58 08
営業時間:10:00-19:00
休日:日曜、フランスの祝日
http://www.menard.fr/jp/index.html(日本語サイト)


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発達障害の息子の高校見学


アスペルガー症候群と診断されている14歳の息子は、今年が中学校の最終学年。ここまでは、学区内の公立校に通い、アシスタントがついて、なんとか普通クラスに在籍している。
今年の9月に、リセに進学するので(落第しなければ)、普通リセかリセ・テクニック(工業高校のようなもの)、または、職業リセなどから、選ぶことになる。

息子は、言語コミュニケーションの障害があり、人の話していることも少し複雑になると理解できない。文章の理解力がなく、音読は、日本語もフランス語もすらすらとできるが、内容がよく把握できない。学校の授業でも、板書はできるが、先生が説明していることをノートすることができず、アシスタントに手伝ってもらっている。

普通リセで授業についていくのは、難しいだろう。特に哲学の授業なんて、とうてい理解できると思えない。まあ、人文系には、間違っても進まない(進めない)だろうが。
また、若者の失業率の高さが深刻なフランスでは、大学を出ても、簡単に仕事が見つからない(日本も同じかもしれないけど)。ノーマルな人(ノーマルの定義なんぞを考えてると、話がそれてしまうので、それはさて置き)でさえ、仕事が見つからないのに、まして、障害を抱えている息子は一体、どうなってしまうのか。障害者雇用枠のことも視野に入れてはいるが、法律もころころ変わるので、息子が社会に出る頃にどういう条件になっているか分からない(景気だってどうなることやら)。とりあえず、今の段階では、科学技術系の専門技術を身につけるためのテクノロジー・バカロレアを目指す、リセ・テクニックに進めればいいな、と思っている。

3月最初の土曜に、中学校で、進学説明会が開かれた。親が説明会に出ている間、子どもたちは、校舎内のカフェテリアで行われる、職業エキスポ(とでも訳しましょうか、Carrefour des métiers)に参加した。

高校見学中学の前
(進学説明会の日は雨)

説明会は、進路選択の目安、各リセの特色、その後の進路などなどについて、校長と進路指導担当がスライドを使って、説明する。1年目は普通リセで、2年目からリセ・テクニックに移ることも可能だということが分かる。

説明会が終わって、職業エキスポ会場へ。子どもたちが、興味のある職業のブース(と言ってもテーブルが置いてあるだけ)を訪れ、その道のプロ(たぶん、市内の企業・団体の人間が中心)に色々と質問をする。息子は、コンピュータ技術者二人と話をしたという。何を聞いたの?と尋ねると、「苦手なものは何ですか、って聞いたら、スポーツだって」。そんなレベルである。
その他に、自動車教習所の教官にも話を聞き、「何歳から運転できますか、って尋ねたら、15歳からだって。他の子は、どんな車に乗るんですか?って質問していた」。訪れた子ども全員が教習所のカードを渡されたそうだ。なるほど、いい宣伝だわ。
高校自動車教習所

(妙に担当者が多い、自動車教習所のブース)

他にも、警察官、消防士、看護アシスタントなどがいた。住宅施工会社の社長(?)は熱心にパネルなんか使いながら、子どもたちに説明をしている。息子は以前、大工になりたいと言っていたので、そのブースにも行ってみようと誘ったが「夢が、変わった」の一言。今は、漫画家かユーチューバ―になりたいらしい。

高校消防士
(消防士は人気職業の一つ)

ブースを訪ねるとそこで、サインをもらい、それを月曜日に、担任に提出することになっている。もう一つくらい回ろう、(きっと多いほど評価が上がるだろうから)ときょろきょろすると、マウンテンバイク専門誌Velo Vertのブースがあり、編集長本人が来ていた。

息子は2年ほど、毎週土曜にマウンテンバイク教室に通っていたが、参加者が少なく、指導者と生徒は息子一人だけ、なんて日もあり、教室が成り立たなくなってしまった。本人もさほど情熱がなく、「自転車はケツが痛くなるから、もういい」の一言で二度と乗らなくなってしまった。
自転車はもちろん、編集の仕事にも興味のない息子に変わって、私が色々質問し(発行部数とか、編集部員の数とか、ありきたりなことを)それでも息子は横で、一応メモらしきものをとっていた。
自分は編集者だけど、息子は、本当は編集には全く興味がなくて、と話すと、編集長氏曰く、「僕も若い頃はアートの勉強をしていたんだけれど、自分には合わないと思って、その後、営業マンとして働くことにしたんだ。この雑誌が、広告営業マンを募集していたから行ってみたら、そこで心の父とも呼べる人に出会って、一から編集のことを学んだ。やりたいことなんて、この年齢じゃ分からないし、決めていたとしても、これから変わるだろうし」。
確かに・・。

高校velo-vert
(編集長と一緒に写真を撮ってもらえばよかったのに、すっかり忘れたので、雑誌Velo vertの表紙)

息子の場合は、障害のせいで、できることが限られているし、やりたいことしかやらないという性格(これも障害のせい?)もあるので、やりたいことで、それに適性があって収入に繋がる何かを見つけてほしいのだが・・。

翌週の土曜日は、学区内のリセ・テクニックの学校見学の日。
校名は、リセ・シャルル・ドゴールなんだけど、住所が、テクノパークとなっている。え?テーマパークの一種?とググってみると、・・要するに企業団地みたいなものなのね。ナビに住所を入れて、我が家から車で15分。

こんな建物であった。

高校見学剣

門を入ると、保護者会のメンバーからチラシを渡され、「分からないことがあったら、何でも質問してね」と言われたので、さっそく、バス路線について聞いてみると、我が家の近くの駅からリセ近くの停留所まで、直通バスがあるはず、と教えられる(家に帰ってwebでチェックしたら、それは隣駅からのバスだったが)。

リセの建物に入ると構内図を渡される。
まずは、息子が興味を持ちそうな、工業技術科学課程の教室に入る。スケートボードにブレーキを付ける研究開発を生徒たちが行っているとかで、技術屋って感じの教師がそれを講義でもするごとく、スライドを見せながら妙に熱く語っていた。一応、息子も何やら、メモを取る。

高校見学剣メモ

次に、数学の教室に入ると、殺人現場に残されていた髪の毛から、犯人を割り出すのに数学を用いる方法なんてものをスライドを使って説明していた。面白そうだけど、実際、授業でこんなことをするのだろうか?息子は、よく分からなかったのか、「あんまり面白くない」と一言。

最後に情報デジタル科学の教室に入ると、数台のパソコンがあって、どうやらプログラミング体験ができるようなのだが、どう見ても小学生にしか見えない子どもが、パソコンに向かっていた。きっと、土曜日なので、教師の誰かが、預ける人がいなくて連れて来たのだろう。一度、役場のカウンター内に小さな子どもがいて、職員が「今日、急に学校が休みで預け先がなくて」と言っているのを聞いたことがあるし。歯医者の予約時間の寸前に秘書から「急に先生が奥様の代わりに子どもを幼稚園に迎えに行くことになったので、30分、予約の時間を遅らせて下さい」なんて電話があったことも。フランスって働く親に寛大な国なのである。結局、パソコンは全部埋まっていたので、プログラミング体験もできず。
見学アンケートを書いて、退散。

高校見学剣建物

家に帰って、資料を見ると、どうやらこのリセでも、科学系と経済・社会系の普通バカロレアは受けられるらしく(人文系はなし)、特にテクノロジー・バカロレアを目指すための高校ではないということが分かる。

しかし、フランスの面倒な教育カリキュラムは、時々、制度も変わるし、日本人の親としては理解するのに一苦労。息子の場合は、発達障害の問題もあるので、さらに複雑になってしまうのであった。

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ボトルごみ減らしに一役、エシカルブランドLUSHの固形シャンプーを使ってみた


ここ数年間、フランスの修道院コスメ、クヴォン・デ・ミニムLe Couvent des Minimesのスクラブ入りフット・ケア・クリームを愛用していた。コスメ&メイク&香水のチェーン店Marionnaud にいつも置いてあったのだが、ある日、地元のMarionnaudに買いに行ったら、品切れ。パリで数件、あたってみても見つからず、で、サイトをググってみたら、商品紹介ページから消えている!どうやら、生産中止になったらしい(なぜに?)。

同じシリーズの普通のフットバームは健在。

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クリームの方も、アマゾン(日仏とも)では、売っていた。最後の在庫?

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で、代わりになるものを探すべく・・、たまたま、最近できたばかりの、サン・ラザール駅のショッピングモールに、自然派ケア&メイク製品のブランドLUSHがあるのを見つけて、入ってみる。
ずっと前からオーガニック見本市で、ブースを見かけて、気になっていたんだけど、見本市会場でも、あのカラフルな石鹸類が一目を引くのか、エシカルブランドとしてこの手の見本市の来場者に人気が高いからなのか、いつも人がいっぱいで、入り損ねていたのだ。
サン・ラザール駅の店もいつも賑わっているが、たまたま、朝早い時間に前を通ったら、がらんとしていたので、入ってみる。

サンラザール店
(サン・ラザール駅店)

店員が笑顔ですぐに寄って来たので、「足用のスクラブ・クリームは、ありますか?」と聞いたら、スイートオレンジオイル入りのスクラブ入りフットソープをさっと手渡される。



なんだか、子どもの頃、よく食べた、レモンケーキに似ている。



クヴォン・デ・ミニムのフット・ケア・クリームは、容器に入っていたので(クリームだから当然か)こちらの方が、ごみ減らしになっていいかも。

LUSHは包装紙の無駄をなくすために、店内には、石鹸類は裸のまま、積んである。購入時に紙袋に入れてくれるのだが、これはもちろん再生紙。シールには、商品名と、購入日が記入される、素材の新鮮さにこだわっているブランドなのだ(まるで食品みたいに)。

フットケア
(紙袋には、動物実験反対のロゴもしっかり)

ほどなく、こちらも数年愛用していた、オリーブオイルベースのシャンプーが近所のオーガニックスーパーから姿を消す。
そういえば、LUSHに、固形シャンプーも売っていたなぁ、と思い出す。ボトルごみを少しでも減らそうと、ボディソープはとうの昔にやめて、固形のアレッポ石鹸やアルガンオイル入りロバ乳石鹸を使っている。フット・ケア・クリームもなくなり、これでシャンプーボトルも消えれば、バスルームの非ボトル化がけっこう進むぞ。

さっそく、再び、サン・ラザール駅店へ。家からパリに国鉄で行く時には、ここがターミナル駅なので、便利なのだ。
今回は、夕方に行ったところ、店内に人がいっぱい。で、またまた店員が寄って来て、「お荷物お預かりしますねぇ」といつもセカンドバッグに使っている、キャスキッドソンのブックバッグをあっと言う間にレジ裏に持って行かれてしまう。万引きすると思われたのか?

で、丸くて手のひらサイズの固形シャンプーは、けっこう種類があって(カラフル!)、海藻入りなんてものも。選びあぐねて、「オリーブオイル入りのものはありますか?」と聞いてみると、「これですよ!」 とレモンイエローのシャンプーを渡される。そのまんまのレモン成分入り。


でも、レモンって脱色採用があるんだよね、確か。白髪が増えてる上に脱色ってのもなぁ。まあ、シャンプーだから、すぐ流せばいいんだろうけど。

確か、以前、LUSHのサイトを見た時に固形リンスもあったなぁ、と思い出し、「固形のリンスもあるんですよね?」と聞くと「いえ、ありません!」ときっぱり。この店には、ないってこと?しかし、この言い切りは、フランス人ならでは。当店にはあいにく置いてません、って言えよ!

「専用容器はありますが、いかがですか?」とふたに大きくLUSHのロゴが入っているおしゃれなメタル製容器を見せられ、思わず、購入。



まあ、リンスの方は、シャンプーが合うかどうか、試してからでいいか。

レジで、包んでもらうのを待ちながら、ふと店内を見ると、なんと店員が6人もいる!さっきまでいた、カップル客が出て行ってしまったので、20m2くらいの狭い店内に、6人の店員に囲まれて、客は私一人。まあ、店員たちはべらべらおしゃべりをしていたが、しかし、この店の人件費は一体どうなってるんだ?サン・ラザール店強化週間で、他の店からヘルプが来てる?客寄せのさくら?まあ、そんなことを尋ねられるわけもなく、さっさと支払いを済ませ、キャスキッドソンのバッグを返してもらい、店を出る。

紙袋もかわいいので、最初は、いりまへん!と断ったのだけど、やっぱり下さい、と思わずもらってしまった。

紙袋

家に帰って、LUSHのサイトを再度チェックしたら、このシャンプー、オリーブオイルではなく、グリンオリーブの成分が入っているのであった、まあ、いいか。
ちなみに、やっぱりあったじゃねえか、固形リンス!



さて、固形シャンプーを試してみると、泡立たない!サイトでは、泡だらけになった髪のシャンプーの動画があったのにぃ、と試しに二度洗いしたら、二度目はしっかり泡立った!髪を濡らし足りなかったのかな?とその次は、まずたっぷり濡らしてみたが、やっぱり泡立たず、二度目は今度も泡立つ。なぜ?まあ、いいや、毎回、二度洗いすればいいだけの話だ。

で、洗髪後にシャンプーを例のメタル容器に入れておいたところ、底にくっついて、容器から出て来なくなってしまった。これは携帯用で、家では、石鹸皿(ソープディッシュとか呼ぶの?)に置くか、浴槽のふちに、直置きするべきだったんだわ、きっと。

メタル容器にすっぽり
(ジャストサイズだし)

ふと、無印用品でフタ付き石けん置きを買ったのを思い出す。これは、スポンジが下に敷かれているので石鹸がくっつかないし、何とサイズ的にLUSHの固形シャンプーがぴったり!
無印jpg
(MUJIの石けん置き)

しまった、メタル容器なんぞ買って、勿体ないことした(私はケチ)・・、まあ、おしゃれだからいいけど。

今のところ、髪はいい感じ。次は、固形リンスを試してみようっと。


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ギメ美術館の着物展とコシノ3姉妹の津軽こけし


パリのフランス国立ギメ東洋美術館で、着物の展覧会「着物ー女性の幸福展」が開催中であるが、オープン前日のプレス内覧会に招待されたので、喜んで出かける。
ちなみに、展示会のタイトルはKimono - Au bonheur des damesで、“女性の幸福”って日本タイトルは、私が勝手に付けただけ。“女の幸せ”、だと演歌っぽいし、“婦人の幸福”って訳しているサイトもあったけど、なんか、婦人って、硬くてレトロなイメージがあるんだよね。職業婦人とか。

ギメ建物


12時半からだったが、10分前に着いたところ、守衛さんが「まだ、早いよ!」と中に入れてくれない。今にも雨が降りそうな天気にも関わらず。まもなく、他の日本人記者が着く。そう、時間通りにきちんと来るのは日本人だけ。それで、同じように、入れてもらえず、顔見知りのジャーナリストが激怒し、「時間も中途半端で、お腹が空くじゃない!」と他にも怒りの理由を見つける。「ビュッフェ、あるかもよ」と私が言うと、「あるわけないでしょ!」と。で、時間になり、やっと荷物チェックを受けて、中に入れてもらえる。まだ人の来ていない会場を回り、コンデジで撮影。暗い場内で、フラッシュをたくと、光の玉が写っちゃうので、夜景モードで撮って確認したら、悪くない感じだったので、そのまま撮り続けた。後で、パソコンで見たら、ぼやけた写真ばかりで、大後悔(だから、このブログ、写真、少ないです)。

地下ホールにビュッフェが用意されていたので、先ほどのジャーナリスト氏に「よかったね」と言ったら、「それが目的で来てるみたいに、言わないで!」と怒られた。
鶏肉のサテや、竹皮もどきの紙にくるまれたリゾットなど、東洋風を意識した、さすがギメ美術館のビュッフェ。アルコール類は、なぜかナシ。まもなく、美術館館長、その他のスピーチが行われ、その後、説明付きの会場内覧会が始まる。

この展覧会、江戸時代から今日に至るまでの着物の変遷を紹介するもの。着物(主に小袖)は、元は貴族のもので、それが、武士や商人へと広がって行く様子が分かる。展示されている着物(着物のデザインを取り入れた服も含め)の数は約150点で、そのうち120点は、松坂屋コレクション収蔵品。これ、全部、日本から持って来たんだ、と感心する。
婚礼衣装や小物(かんざしなど)をテーマにしたコーナーもある。

ギメ着物

ギメひでよしゆかりの着物
(豊臣秀吉の妻か、親族が着ていた、という着物。なんか、曖昧な説明だけど)


で、最後に、この展示会のアーティスティックアドバイザーを務めるコシノジュンコさんや高田賢三さんなど日本を代表するデザイナーによる、着物からインスピレーションを受けた作品が展示されているのだけど、ご本人たちもこの内覧会にいらっしゃいました。
高田賢三さんって、とてもお地味、いやいや言葉を選ばなければ、とても控えめな方。偉い人は偉ぶらないって、本当なのね。以前、高田さんは、テレビでインタビューを受けて、フランス語で答えたのにフランス語の字幕を付けられたので、それ以来、人前でフランス語はしゃべらない、って話を聞いたことがあるけど、ちゃんと、ご自身の作品について、流暢なフランス語で説明されていました。

ギメコシノさんと高田さん
(コシノさんの花魁をイメージした作品の前で、ジャーナリストたちに撮影される、お二人)

コシノジュンコさんが、ヨーロッパで窮屈なコルセットからの解放が女性を自由にしたのと同じように、日本では帯をなくしたことによって女性が自由になった、とおっしゃっていたのが面白かった。そうか、帯って単なるベルトの代わりじゃなかったのね。

しかし、私は着物には縁がない。成人式にも着なかったし、七五三には着たけど。でも、母方の祖母はずいぶんな着物道楽だったらしく、私の母も茶道をやっていたこともあり、、時折、着物を着ていたっけ(結婚式とか、入学式とか・・)。フランスに来ることが分かっていれば、着付けくらい習っておけばよかったかも、と思う。着物を着て、茶道なんか嗜んじゃえば、フランス人男性にモテたかも、なんてどうしようもないことを考えてしまった。

こけしの写真を表紙に載せているビズ・ジャポン・アートをコシノジュンコさんにお渡ししたら、「以前、青森の職人さんに頼んでコシノ3姉妹こけしを作ったことがあるのよ」と仰られる。なんでも、2011年に、NHKの連続テレビドラマで、コシノ3姉妹を育て上げた、小篠綾子の生涯を実話に基づくフィクションストーリーにした、『カーネーション』(私はフランスにいたので知らなかったんだけど、評判のいいドラマだったのね)の放映中に、製作されたという。

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こんな漫画まで、あるのね。
だんじり母ちゃんとコシノ3姉妹

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ぜひ、そのコシノ3姉妹こけしを見てみたい、と思い、「どこかの美術館に置いてあるのですか?」と尋ねたが、一緒にいた息子さんいわく「作った人のところにあると思います」?私ががっかりした顔をしたからか、コシノさん、「この展示会の作品を着た人形なら、ここのショップに置いてあるわよ」。と、帰りがけにショップでその人形はチェックするも、私が見たいのは、こけしである。

ギメ人形

さっそく家に帰ってぐぐってみたら、な、なんと、私たちが、こけしを買い付けた、津軽系のこけし工人阿保六知秀さんが、制作されているではないか?プロデュースは(株)丸若屋。
ギメこけし
(津軽こけし館のサイトから拝借した画像)

お母さんの小篠綾子と合わせて四体セットになっている。うう、本物を見たい!津軽こけし館に行けば、展示されているだろうか?

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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