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パリのパティスリー・ブーランジェリー「リベルテLIBERTÉ」が3月、吉祥寺にオープン


東京のPR会社から連絡をもらい、「パリ10区にあるパティスリー・ブーランジェリー(直訳すれば、菓子屋・パン屋)リベルテLIBERTÉの東京・吉祥寺店オープンにあたり、パリ在住日本人メディア関係者向けのお披露目試食会が本店近くで行われるので、お越しいただきたい」と言われ、もちろん、「お伺いします」と返事をする。

会場は、リベルテ本店近くのイベントスペース。開始時間より20分も早めに着いてしまったので、歩いて5分くらいのところにあるリベルテ本店までふらっと行ってみたら、ウィンドーになんと、北斎の『神奈川沖浪裏』が!

リベルテ北斎

写真をささっと撮って、会場に戻り、顔見知りの在仏日本人ジャーナリストさんたち、リベルテの日本の運営元である株式会社レーサム、およびPR会社の方々にご挨拶、名刺交換をして(日本流)、パリ本店オーナーのミカエル・ベニシュー氏とともに、美味しそうなパンとお菓子の並ぶテーブルを囲む。

リベルテベニシュー氏

にこやかで、感じのいい、ベニシュー氏。インタビュー記事をこちらで発見。
https://www.thesocialitefamily.com/journal/liberte-patisserie-boulangerie-paris/(仏・英語)
アートディーラーになる夢を実現するため、ミラノの大学で勉強。その後、金融の仕事に就き、ロンドン、シンガポール、ニューヨークと渡り歩き、さらに、フレンチ・ビスケットのブランドを立ち上げる。2011年にフランスに戻り(ってことは、ビズケットは海外での事業か)、一時、ロレアルで働き、2013年にリベルテをオープンしたという。・・なかなかユニークな経歴である。

ベニシュー氏によると、リベルテが大切にしているコンセプトは、「透明性」、「親近感」、「品質」の3つ。
「透明性」は、例えば自分の職業に誇りを持つ職人が、いい材料を使って、一つ一つの商品を作っている工程をお客様に見せること。リベルテ本店では、販売コーナーから白い大理石のカウンターに沿って奥に進むと、カウンター内のお菓子の工房で、職人が作っている様子を見ることができる。
吉祥寺店もお客から工房が見える造りなるそうだ。

リベルテ販売コーナー

リベルテ工房
(職人さんの作業を間近で見ることができる) @MIHO


「親近感」は、地域に根付き、お客とのコミュニケーションを大切にすること。
「品質」は、クオリティが高い素材及び季節の素材を使ったクリエイティブな商品を提供すること。

なぜ、日本第一号店が吉祥寺なのかというと、「パリ本店のある界隈と雰囲気が似ているから」。
本店はサンマルタン運河の近くにあり、吉祥寺といえば、井の頭公園(正式名称は井の頭恩賜公園というのね、今回ググって初めて知った)で、園内には、神田川の水源となる井の頭池がある。

リベルテサンマルタン運河
(パリのサンマルタン運河)

有名なアーケードのサンロードをはじめ、吉祥寺の商店街は地元の人々が集う場所という雰囲気があり、「親近感」のコンセプトにも合う。
近郊に大学も多く、若者文化の栄える活気ある街という印象も。私が学生の頃、吉祥寺にバウスシアターという劇場があって、ちょくちょく行った。アンドレイ・タルコフスキーの『惑星ソラリス(1972年)』はここで、同監督の『ストーカー(1979年』は、その隣にあった小さな映画館JAV50の小さなスクリーンで観た記憶が。町田町蔵のライブも確かバウスシアターで聴いたし、彼が主演した山本政志監督の『ロビンソンの庭(1987)』も、ここで観たと思う・・懐かしい。

ちなみに、私は生まれが吉祥寺なのだが、一歳になる前に茅ケ崎に引っ越したので、当時の記憶は全くなく(当たり前)、残念。


日本の店で提供する商品に関しては、職人チーム、日本の運営会社のスタッフで、試行錯誤を重ね、去年の秋には、ベニシュー氏がフランス人職人チームとともに日本に滞在し、試作を繰り返したという。
株式会社レーサムの飯塚達也取締役副社長は、
「材料の小麦粉はフランス産ですが、バターはフランス産、日本産の両方を使ったり、また、商品によって、日本の素材、季節のくだものなども取り入れて行きます。
日本人の好みや食習慣なども考慮しました。例えば、日本人は外側はカリカリで中はもっちりしたバゲットを好むとか、また、フランス人と違って、一本のバゲットを数日間かけて食べるので、すぐに固くなってしまうバゲットは敬遠されるのではないか、など。へたにローカライズしない方がいいという意見もありますが、リベルテの哲学さえぶれなければ、色々なことに挑戦して行きたいですね」。

まさに、リベルテって“自由”の意味だし、「親近感」を大事にするなら、「フランスの味はこれだ!」というスタンスよりも、日本のいいものはうまく取り入れていく方向を目指してほしい。

リベルテ職人たち
(現在、パリ本店で修行中の日本から来ている職人たち。真ん中のフランス人職人が、吉祥寺店で働く予定だそう)

で、うれしい試食は、バゲット・トラディションやクロワッサンなどのパン類と、3種類のお菓子。

リベルテ試食用

健康のために少食を目指している私は、朝は、紅茶とヨーグルトとキウイとざくろジュースのみで、炭水化物を摂らなくなった(以前は、ほぼ毎朝パン・オ・ショコラを食べていたのだ)。
おかげで、昼時には空腹になり、ランチがおいしく感じるようになったのだ。
この、試食会はまさに昼時で、おいしいパンやお菓子がますますおいしくなり、ああ幸せ~、とばくばく食べていたら、周りのジャーナリストたちには、上品に各商品とも一口ずつ“味見”という感じで食べている人が多い。これが試食の作法?でも、もったいないし・・。

リベルテパンクロワッサン

リベルテバゲット

テーブルの上に展示(?)されていたバゲットは、ベニシュー氏自ら、一本一本袋に入れ、お持ち帰り用に参加者に手渡ししてくれる。好感度UP!

おいしいパン屋のある町は栄える、と聞いたことがある。誰にどんなシチュエーションで聞いたのかはすっかり忘れたけれど、その後に「米屋じゃなくて?パン屋?」と尋ねた記憶があるので、フランスではなく、日本で、ということなのだろう。
吉祥寺はすでに、栄えているし、おいしいパン屋も多そうだが、リベルテが出店すれば、相乗効果で、ますます人の集まる街になるだろう。

吉祥寺店は、現在、建設中で、こちら、完成イメージパース。二階はカフェになる。
オープン予定は3月24日。「桜の季節にオープンします」とベニシュー氏。
楽しみ。
http://libertejapon.com/

リベルテパース外観

リベルテパン
@MIHO
リベルテお菓子
@MIHO

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2017年映画の見納めは、息子と観に行った『パディントン 2』。ついでに、2017年ベスト3


冬休み中の息子に、「観に行きたい映画、ある?」と聞いたら、『パディントン 2!』。高校生にもなって、そんな映画を?なんてやぼなことは申しません。
私も小学校低学年の頃、夢中になって読んだパディントン。映画第一作目を、息子は夫と観に行ってしまい、一人でパディントンを観に行くのもなぁ、と見逃してしまったのだ。

で、今回は、近所のシネコンに息子と二人でいそいそと出かける。昼の回であったが、けっこう中学生くらいの子どもたちも多く、さらにマダムのお一人様たちの姿も・・。私みたいに子どもの頃ファンだったのかしら?と、実は前情報なしに観に行ったのであるが、映画が始まってびっくり、怪人二十面相のような悪役を演じているのは、ヒュー・グラントではないか!一人パディントンのフランス人マダムたちはひょっとして、彼目当て?ハンサムなダメ男ってあまり、フランス人女性好みのキャラではない気がするが。でも、今まで、ヒュー・グラントって好きでも嫌いでもなかったけど、今回、とてもいい感じ。57歳だって。

パディントンヒュー・グラント
(尼僧に化ける、ヒュー・グラント)

『パディントン 2』の前日に観た『ザ・フロリダ・プロジェクト』(佳作!)のウィレム・デフォーもすんごく素敵だったし、やっぱり男はアラカンが旬なのかしらねぇ(単に自分が歳食って、興味の対象になる男性の年齢が上がっただけ?)。

パディントンウィレム・デフォー
(ウィレム・デフォー)

『パディントン 2』は、年納めに見るにふさわしい、楽しい気分にしてくれる作品であった。息子に、どこが面白かった?と聞くと「パディントンが失敗ばかりしているところ」確かに・・。
2017年に息子と見た映画は、『君の名は。』、『Cars 3』、『怪盗グルーのミニオン大脱走』『この世界の片隅に』、『ローガン・ラッキー』、『マジンガーZ インフィニティ』、『パディントン 2』。スターウォーズシリーズはパパと見に行き、今年見た映画の中で、一番面白かったのは、『Cars 3』だったそう。

ちなみに、2017年に観た作品の中で、私のベスト3を挙げてみると(と言っても、あまり本数を見ていないのだが)、1、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、2、『120 Battements par minute』(日本公開タイトルは『BPM ビート・パー・ミニット』?)3位が難しいところだが、『淵に立つ』にしておこうかな。

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選外佳作は、久しぶりのカウリスマキ作品『希望のかなた』、御年89歳アニエス・ヴァルダの『Visages villages』、カリン・ヴィアールじゃなきゃ演れないよね、な『Jalouse』(David &Stephane Foenkinos監督)。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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