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ドミニック・ローホーの『シンプルに生きる』

パリにはジュンク堂という日本の本屋があって、本国(日本のことね)で話題になっている本は、ちゃんと平積みにされている。が、値段は日本の2.5倍と実に高い(日本から仕入れているのだから、当り前だが)。

先日も、ジュンク堂に立ち寄り、ふと『シンプルに生きる』というタイトルが目についた。憧れのシンプル・ライフ!(って、昔リンゴ・スターがコマーシャルに出ていてレナウンのブランドを思い出しますねぇ、なんていうと歳が分かるが)。
ごちゃごちゃとものが片付かない家の中を見回し、ああ、必要最低限のもの(お気に入りのものね、もちろん)だけに囲まれた生活をしたい、とため息をつく。いつの間にかリヴィングを占領する子どものおもちゃ、夫の上着類、通勤かばん、書類を見て、いらいらする毎日。子ども部屋は二階、寝室も二階、夫の書斎にいたっては三階にあるのがいけない。ああ、一階にもリヴィング・キッチンの他に一つ部屋がある家を買っておけばよかった、そこを夫の書斎にして、彼用クローゼットも置いて、外から帰ってリヴィングに入る前にそこを必ず通る習慣を夫につけさせれば・・、なんて後の祭りだけど。
子どもは自分の部屋にこもる年頃になるまでは、この調子だろう・・。

と、この『シンプルに生きる』という本は、生理整頓術にはあらず、体も心もシンプルに生きる、という自己啓発本で、ちょっと興味を持つが、高いなぁ、日本に帰国した時に買おうかなぁ、と思いながら、ふと著者名を見ると、ドミニック・ローホーとある。
フランス人?他国の人でも仏翻訳本が出てるかも、と思い、家に戻ってフランスのアマゾンで探すと、ありました!著者はフランス人で、日本では3冊しか翻訳本が出ていないが、こちらでは、10冊以上も本を出し、ベストセラーも記録したらしい。最新刊は『私のkakebo』.カケボって何じゃ?と思っていたら、なんと家計簿のこと。実はこの人、もう20年以上、日本に住んでいるそうだ。
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さっそく、フランスの大型書店FNACに行き、日本で翻訳が出ている本のうちの2冊を購入。しめて13ユーロなり。

何だか、日本人に見ならうシンプルな生活(禅をベースにしているらしく、それがフランスで受けた理由?)についてフランス人が書いた本を日本人の私がフランス語で読む、ってどうなのよ?とは思ったが、分かりやすい文体で書かれたエッセイなので(そう文体もシンプルなのだ)、私でもラクに読めそう。ついでに夫に読ませれば、家の中も少しはきれいになるかもしれない。
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リビングの居心地が

良いてことじゃないの。

逆に、リビングが寒々としていたら、さびしいものだと思います。

No title

Ushizakaさん、こんにちは。

適度に散らかっているのならいいんですけど、あっと言う間に足の踏み場もなくなりますから。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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