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義父母のダイヤモンド婚記念に、星付きレストランへ

 今回のブルターニュ滞在中、夫の家族が集まり、義母の80才誕生祝い兼義父母のダイヤモンド婚を祝った。
ダイヤモンド婚!結婚60周年である。そう、20才で結婚したのだ、義母は。晩婚化が進んでいる今、いくら平均寿命が延びてもダイヤモンド婚式までたどりつける夫婦は、ますます減っていくだろうな、そもそも離婚が増えているし、なんて思いながら、滅多に行くことのない一つ星レストランへお祝いのランチを食べに行く。パーキンソン病が進行し、それでも杖をつき、誰かに支えられながら何とか歩く83才の義父と、難聴、腰痛などの問題を抱えつつも元気な義母を囲み、夫の兄夫婦とその息子、弟夫婦とその息子と娘、我が家3人が一堂に会する。そこに、89才になる義母の叔母(夫の大叔母だから、うちの息子にとっては大大叔母?)も加わったのだが、彼女が実に元気で、いまだに一人暮らしをしていて、今回も30分ほどかけて自分で車を運転して来たというから、感心する。
 
 このレストランに来るのは、義父の70才の誕生日、義父母の金婚式、義父の80才の誕生日に続き、今回で4回目。とにかく食事の量がすごいので(一皿の量が多いのではなく、皿数が多い)、前日の夕食は控えめ、当日は早く起きて、朝食はかる~く、と、万全の(?)態勢で、一つ星ランチに臨む。夜はきっと、お腹いっぱいだろうから、と夕食には瓶入り魚のスープとサーモンのパテを用意しておく、日本だったら、お茶漬け、ってところなんだけど。

 さて、アペリティフは、シャンパンと自家製カクテルからのチョイスで、私はフランボワーズ入り自家製カクテル(結局、シャンパンがベース)を選ぶ。アペリティフを飲んでいる間にアミューズ・ブッシュが3回も出て来る。どれもおいしく、全部食べてしまい、前菜のフォアグラを食べ終えると、すでにお腹が3分の2くらい埋まっている感じに。メインの一皿目、オマール・エビをいただいたところで、もう腹8分目、いや9分目くらいかも・・。その次は肉か魚のチョイスで、羊肉よりは軽いかな、とスズキのローストを頼むが、無理してやっと食べた、という状態。

オマールえび
(りっぱなオマール・エビ)

ああ、何て、もったいない!滅多に味わうことのできない高級料理を、「お腹いっぱいだ~」と、いやいや食べるなんて。デザートは、ダイヤモンド婚祝いの大きなミルフィーユを切り分けて食べる、まあ、これは別腹だから・・。その後、コーヒーとともにまたプチ・フール(プチ・マカロンをはじめ一口サイズのお菓子)が並ぶ。うー、タッパーに入れて持ち帰りたい。
 発達障害の特性なのか、息子は偏食だが、お子様メニューがちゃんと用意され、ほっとする。まずはトマトのサラダ。しょうゆを(魚の形のプラスチック製容器に入れて)息子の鞄にしのばせておいたので、それをかけて、ぺろりと食べる。メインはハンバーグ・ステーキだが、さすがに一流レストランだけあって、付け合わせは定番のフライドポテトの代わりに、茹でジャガイモ。息子はがっかりして食べず。ミルフィーユも嫌いで、プチ・フールのチョコレートケーキをいくつも食べて、それで満足し、「オレ、このレストラン好きだ」と一言。

 周りのフランス人たち(って、自分の家族だが)も、けっこう、ふーふー言いながら食べていて、義兄が、「ランチはオマール・エビまでにしておいて、近くを(腹ごなしに)散歩して、ディナーに戻って来て、メイン料理+デザート、っていうのがちょうどいいな」。大賛成!
 12時半からアペリティフを始め、コーヒーを飲み終わったのが16時半過ぎ。 その日の夜は、9時頃に魚のスープだけ飲んで、さっさとベッドに入る。 
 「モノを食べるという行為は体を疲れさせるので、間食ばかりしていると体に負担を与える」、と以前、取材相手のフランス人栄養士が言っていたっけ。今回、間食ってわけじゃないけど、4時間以上もずっと食べ続けて、ぐったり。美食家って体力のある人たちなんだろうか?
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diamond婚

あめでとうございます。私にはまったく関係ないけど。

トウモロコシは田舎から送ってきたものでしょう。

ステーキとフランチポテトて、フランスの定番料理だと最近しりました。
私はてっきりUSAの料理かと思っていました。

フレンチフライドポテト

Ushizakaさん、こんにちは。

フライドポテトの正式名称はフレンチフライドポテトなので、発祥の地はフランスでしょうね。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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