バッハのコラール・プレリュード(BWV639)の楽譜を買う

バッハのコラール・プレリュード『主 イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる』(BWV639)の楽譜が欲しくなった。と、ここまで書けば映画好きの人は、ピンと来るでしょう。
パヴェル・パヴリコフスキー監督の『イーダ』を観たのだ。モノクロ画面、不安定な構図の最初のシーンから、これは面白いに違いないとわくわくさせてくれた、素晴らしい作品でした。なぜか、途中、タルコフスキーを思い出し、どこか似てるか?名前だけじゃん、と思っていたら、ラスト・シーンでびっくら!BWV639が流れたのである。偶然だろうけどさ。でも、ああ、なんて懐かしい!

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映画で使われていた曲が気にいって、そのCDを買う、って行為をする人は多いだろうけれど、私の場合、そういうことが滅多になくて、最近でも(と言っても、2009年の作品だ、調べてみたら)、ラデュ・ミヘイレアニュの『オーケストラ』(原題はLe concert)を観て、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲第一番のCD(カラヤン&アンヌ・ソフィー・ムター)を買ったくらい。
このBWV639は、確かタルコフスキーの『惑星ソラリス』を観て、ピアノ曲のCDを買った記憶があるのだけれど、奏者が誰だったのかさえ覚えていない。
 
それで、今回は、楽譜を探して、ピアノで弾いてみようか、と。バッハなんて、子どもの頃、『バッハ インヴェンションとシンフォニア』の中から数曲、弾いて以来だ。
無料でBWV639の楽譜をダウンロードできるサイトにたどり着き、さっそくダウンロードするも、ありゃりゃ、音数が妙に少ないし、ヘ音記号のパートが二つある。と、どうやらパイプオルガン用の楽譜なのだろう。うちのクラビノーバのパイプオルガンモードはあるけど、ペダル鍵盤はないし。

仕方なく、サン・ラザール駅近くの楽譜店に行き、「バッハのピアノ曲、BWV639を」と言うと、最初、怪訝そうな顔で、パソコンで検索してくれた店員が、「ああ、ケンプのピアノ曲ね」。・・確かにピアノ用に編曲したのは、ヴィルヘルム・ケンプだけど。
 
高いお金を払い、楽譜を買って(なんで、ピアノの楽譜ってこんなに高いんだ?)、さあ、練習し始めようと思ったら、恐ろしく仕事が忙しくなり、気が付いたら一カ月が過ぎている。しかも日本に一時帰国することになったし。この曲を練習し始めるのはいつだろう、そして、暗譜して弾けるようになるのは一体、何カ月後・・。
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No title

銀座の山野楽器、YAMAHA銀座は再考に楽譜が揃っています。
日本帰国時お時間あれば是非。あれもこれも欲しくなり時間とお金が足りなくなること必須。CDもめちゃ揃ってますし。(もう出発sちゃったかな。)

No title

再考→最高 他誤字脱字すみませんです(__)

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江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター。立教大学仏文科卒。映画理論を学ぶために96年に渡仏し、パリ第一大学映画学科に登録。PRESSE FEMININE JAPONAISEを設立し、99年にパリ発情報誌『ビズ』を創刊。現在、日本の雑誌やWebにフランスの情報記事、コラムなどを寄稿しながら、日仏バイリンガルサイト『ビズ・ジャポン』の編集長を務める。著書は芝山由美のペンネームで『夢は待ってくれるー女32才厄年 フランスに渡る』。

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