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20年ぶりのスタジオ・セッション

この夏、日本に帰省した時、楽しみにしていたことの一つが、前回のブログ(だいぶ、間が空いた)にも書いた、スタジオ・セッション。
 出発の少し前に「何の曲、やりたい?」とメッセージが来て、考え込む。なんせ、ドラムは20年も叩いていないし・・(恐ろしや)。それでは原点に戻り、初めてコピーした曲、UFOのOnly You can rock meと、もう一曲は、ドラムを始めたきっかけになったレッド・ツェッペリン(ジョン・ボーナムの音を聞き、目覚めた)から一曲選びたいよなぁ、でも、ギターがないのに、Rock’n rollでもないし、と、なんとなくSince I’ve been loving youを選ぶ、ゆっくりで叩くのが難しくなさそうだし。
 Mは自分のやりたい曲、ということで、高校時代にT君と組んでいたバンドの演奏テープ(って言わないのか今は、データか?)をメールで送って来る。学園祭で演奏したのかと思ったら、けっこうレベルが高くて、実は学外のメンバーと組んで、ライブハウスで演ったものなんだとか。メンバー中3人(T君含めて)はプロとして今でも活動を続けているそうだ。
私はバンドをまともに組んだのは大学からで、もっと早く始めていれば、高校の時にT君とMとバンド組んで、そうしたら、もっともっと上(ってどこだ?)まで行けたかも、なんて夢想する。まあ、そもそもそんなうまいバンドには入れてもらえなかった可能性が高いけど。

 二人とも拙ブログを読んでいて、ジェフ・バックリーのHallelujahも演ろう、ということに。てことはドラムじゃなく、そうだ、歌うのだ、私が。
カラオケ以外で人前で歌うのって、中学の時に文化祭でピアノを弾きながらLet it beを歌って以来。白状します、歌、下手です。子どもの頃、ピアノの先生に「音感はいい」と言われていたが、ピアノも上達しなかったし、歌もダメ。音程ははずれていないが下手、って、それでは、一体、歌のうまさって何だろう?早川義夫が言うように、心がこもっているかどうか、ってベタなようで、真実だな。そうだ、天国のジェフのために心をこめて歌うのだ。ステージじゃないんだから、誰にも迷惑をかけない・・、T君とMだけが我慢すればいい話だ。

フランスを発つまでは忙しく、練習している暇もなし。iPodシャッフルが帰国直前の絶妙のタイミングで壊れたので、iPhoneにHallelujahを入れ、機内にプリントアウトした歌詞を持ち込む(が、実際には機内では、映画見て、眠って、Hallelujahは一度も聞かず)。
日本に帰ってからは昼間はほとんど出かけていたので、夜、ちょっとだけ自主練(?)。

さて、スタジオ入り当日。日本の夏は恐ろしく暑く、少し外を歩けば、汗が流れ、こんな汗臭いままで歌ったらジェフに失礼だわ、と、オード・トワレを買おうと思い当たる。ちょうど、セール時期で駅ビルの香水屋さんも○%OFFなんて張り紙がぺたぺた。「ジェフはどんな香りが好きかしらん?」ときょろきょろしていると、声のいい若い男性の店員が寄って来て、色々と説明してくれる。キャンペーン中らしい、ジル・バイ・ジル・スチュワートのオー・ド・トワレがロールオンタイプで、持ち運びにも便利で値段も手ごろなので、「これ、ください」と言うと、「これだけ、ちょうど在庫がないんです」!!新しい香りを選ぶのは面倒なので、同じ香りの瓶入りを買うことにしたら、「これはセール対象外です」!!!もう待ち合わせまで、時間もないし、と購入、散財、いやジェフのため(?)にせこいことは言うまい、瓶もかわいいし。あとでよく見たら、外箱にしっかりMADE IN FRANCEと記してある。なんで、わざわざ平塚でフランス製品を・・。
ジルスチュアート
(ジェフのために買った、オー・ド・トワレ)


 駅前のドトールでT君とMと待ち合わせてから、スタジオに向かう。入り口で履物を脱いで、ビニール袋に入れて持って入る、ってのがいかにも日本らしい。待合室には若者がたくさんいて、ちょっと気後れする(必要はないんだけど、別に)。

2時間予約したというので、長いなぁ、と思ったが、学生の頃、夏合宿なんて行った日には一日6時間とか8時間とか平気で叩いてたんだよな、わが青春の時・・。
結局、セッティングにも時間がかかるし(スネアの音変だぞ、と言われ、ストレイナーを緩めたままだったことに気付いたり。恥!)、途中、Mがタバコ休憩入れたり、で各曲、2回ずつ演ったら、あっと言う間に2時間が過ぎる。
やっぱり、音楽って、人と一緒に演るのが楽しいな。

夜にイタリアン・レストランで飲み会が入っているにも関わらず、最近、2時間ごとに「腹が減った」という息子の希望で、平塚の有名お好み焼き店へ。
 スタジオ入って汗を流し、その後、お好み焼き食べながら、ビールを飲むって、ああ、なんて幸せ(オヤジか)。
 そこに、イタリアン飲み会の前に早めに平塚に着いた、同じく高校の同窓生のOが加わる。彼女は、私がパリに来た時に、ジュネーブで仕事をしていたので、ジュネーブに遊びに行かせてもらったりしたのだが、実は、その時期にT君もロンドンに住んでいたことが発覚。「なんだ、知っていたら一緒に遊んだのにねぇ」と、そうだ、T君も一緒にロンドンでライブハウスめぐりなんてやっていたら、楽しかっただろうな。

イタリアン・レストランにピアノがあったので、酔っぱらったMは、T君に伴奏させて、例の高校時代のバンドの歌を披露し、さらに3次会の中華料理屋では、合唱コンクール課題曲を歌い、と2時間のスタジオじゃ物足りなかった様子。
翌日、二人から、また演ろうね、とメッセージが来たので、私もちょっと自信がつき(社交辞令じゃないだろうな?)、次回(って来夏か?)は、もっとまっとうに叩けるように、練習するぞ!とブログには書いておこう。
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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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