FC2ブログ

日仏家族の会の運動会

31日の日曜日は、パリ郊外にある、イル・ド・サンジェルマン公園で、日仏家族の会の運動会が行われた。
 今まで、我が息子は、同会およびエベイユ学園、その前に通っていた15区の日本人幼稚園など、何度も運動会に参加しているのだが、競技そのものに出場したことは一度もない。いつも「やりたくない!」と言って、一人、離れて遊んでいる。唯一の例外が3歳の時に出たおんぶ競争だが、パパにおんぶしてもらって走る、要するにパパが走っただけなのだが。
 
この日も、半ばあきらめながらも、でも、急に気が変って一つでもいいから競技に参加してくれないかな、と淡い期待を抱き、イル・ド・サンジェルマン公園へ。
 そして、なんと息子は、障害物競争とパン食い競争、リレー、さらに玉入れにちゃんと出場したのだ。
運動会障害物競争


障害物競走はゴール寸前で転んで泣きだし、はちまきを投げ捨て、席に戻ったし、パン食い競争もなかなかパンを口に銜えられず、怒ってこれもはちまきを投げ捨てた。リレーはやる気まんまんで、本当は参加年齢に達していなかったのを、欠員がいたおかげで参加できた。走り終わった後、なぜか芝生の上に大の字に寝て起き上がらなかったが、ちゃんとバトンを受け取って、次走者に渡せたのを見ただけで、わたしゃ、涙が出てきたよ。ひょっとしたら、バトンを持って、どこかに逃げ去るのではないか、とどきどきしていたのだ。玉入れは自分のチームが負けたら泣いてどなり散らし、周りの人からけげんそうな目で見られたが。
運動会パン食い競争

アンパンマン体操、借り物競走、綱引きは“やらない!”と出場拒否であったが、それでも私も夫も大満足である。だって、0からいきなり4種目出場なのだから。夫は息子に「よくやった」と繰り返し、私も「えらかったね、すごかったね、足が早いね」とほめちぎる。常日頃から私は“ほめて育てる”をモットーにしているが、それでも息子はいつもより、うれしそうだった。
運動会玉入れ


引っ越し前に通っていたブーローニュの学校に、娘の自慢ばかりすることで知られていた日本人ママがいて、一度「うちの子はできがいいから、普通の子なら大目に見てもらえる失敗でさえ叱られちゃって損なのよね」と自慢げに不満をもらしていたことがあった。それでいえば、我が息子は普通の子なら当たり前にできることをやっただけで、ほめちぎられるのだから、得してるんだなぁ、と思う。親もささやかなことで、涙が出るほど喜べるんだから、幸せか。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

すごいですね!

江草さん、こんにちは。

息子さんの運動会のご活躍、素晴らしいですね!私には、まだ子供がいませんが、人様のお子さんの成長を伺うのは、自分のことのようにうれしいです。感激されるのも、とてもよくわかります。

子供は十人十色ですから・・・。比較すること自体、ナンセンスですよね。

みんなお子さんのペースで成長できればいいんですもんね。急いで成長する必要はないですから・・。

これからも、家族みんなの協力があれば、息子さんもいろんなことにチャレンジ!出来ると思いますので、頑張って下さいね!

No title

マダムかおりんさん、こんにちは。

以前会った日本人の心理士の方も、他の子どもと比較するのではなく、自分の子ども自身を測るためのものさしを持ってください、とおっしゃっていました。つまり、自分の子どもが前と比べてどれだけ成長しているかを見てあげる。「○ちゃんはできるのに、どうしておまえはだめなの?」と言わずに「前はできなかったのに、今日はできたね、よかったね」とほめてあげるべきだ、ということです。

ほんと、その通りだと思って、実践しています。
それでも時々、他の子と比べて、落ち込んでしまいますが、これってすべての親に共通の悩みのようです。

おすすめ情報

おすすめ情報

プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

最新記事
カテゴリ
AI翻訳
コスメ
コスメ
ワイン
ティー
航空券
レストラン予約
フランス語
アマゾン
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード