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彼氏、夫にプレゼントしたい一冊。でも、女性が読んでも面白い。 岩本麻奈著『生涯男性現役 男のセンシュアル・エイジング入門』


自他ともに認める岩本麻奈先生ファンの私であるが(別に他人には認められなくてもいいけど)、本書は、ずっと、つん読状態で、その後に出版された、『パリジェンヌより綺麗になる! 秘密のスキンケア』を先に読んでしまった。
理由は、簡単。男性向けの本だったから。

生涯男性現役 男のセンシュアル・エイジング入門 (ディスカヴァー携書)

岩本 麻奈 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2016-04-14
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麻奈先生の名著『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』(略して『パリマダ』)は、男性からの反響が多かったそうだ、帯に“日本男子は読むべからず”と書いてあったのにもかかわらず。そう言われるとますます読みたくなる、あまのじゃくが多かったのか?で、それならいっそ、男性読者をターゲットに同じテーマで、と書かれたのが、この本だが、女性が読んでも面白い内容だと思う。

パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ

岩本麻奈 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015-01-29
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『パリマダ』を読んでいない人のために内容を思いっきりレジュメすると、女性は若ければ若いほど美しい、という思い込みを捨て、フランスマダムを見習い、センシュアリティを身に付け、年齢を重ねるごとに美しくなる生き方をしようというところだ。で、センシュアリティとは何ぞや?を説いた本である。内容も濃いけど、パリの街並みや、恋人たちを撮った写真が素敵で、パリは街そのものがセンシュアル、という印象を受ける。

本書『生涯男性現役』は、そんな女性たちに相応しい、知的でセンシュアルな男になるための指南書。プロローグで、まずセンシュアリティを“官能ある知性”と定義しているが、このセンシュアルである(になる?)ことは、容易ではなく、生き方の問題とも言えるんだけど、この本をじっくり読めば、理解できるはず。
“はじめに”で、“面倒だ、女はただ若くて従順な方がよい、と仰る男性は、すぐに本書を閉じていただいて結構です”と手厳しいです、麻奈先生。
でも、センシュアリティを身につければ、仕事もできて、女性にもてるようになること請け合いなので、閉じるのは、もったいないです、はい。

“第一章◎ビジネスとセンシュアリティ”は、ビジネスシーンにおける、センシュアルな身のこなし、声、会話術からセンシュアリティを演出する服装、小物まで、具体例を挙げながら、触れている。声に関しては、女子アナの新人研修では、高い声は視聴者の信頼感が得られないので、「もっと低く」が徹底される。また、会話術に関して、“間のあけ方の習得に寄席に行く”ことを提案するなどなど、これ、働く女性にも、参考になる話。

へー、と感心したのは、ミドルエイジの男性にもジャストフィット・サイズのスーツを勧めている個所。よっぽどスタイルに自信のある人ならともかく、メタボ体形を隠すためにもミドルはゆるめのスーツを着るのが普通なんだろうな、と思っていたが、パイロットのユニフォームや軍服に例えて、“権威主義的、集団主義的と言う建前は置いておいて、制服姿にゾクッとする、惚れる、という女性は案外多いものです”と書いているが、だぶだぶの制服ってないし、体の線に合うぴたっとしたスーツは、まさに制服のイメージか。
フランスには、、消防士カレンダーなるものがあって、年末に制服姿の消防士が売りに来ると、思わず、買ってしまう人も多いだろう。

消防士


こちらは、国境なき消防団のカレンダー。モデルじゃなくて、本物の消防士とのこと。

国境なき消防団カレンダー

日本で言えば、自衛官の制服とか?最近、自衛隊婚活が人気と聞いたけど、こんなブログまである。
『元自にーさん(元自衛官)の自衛隊ブログ』http://motoji.org/
入隊希望者向けのブログのようだが、自衛隊婚活の記事が充実。

“自衛隊婚活教室”ページに、“制服を着るとイケメン度が3割増しになる”と、陸上・海上・航空自衛隊の制服を紹介していたり。

自衛隊婚活サイト
<なんだか、ほのぼのしたサイト>
http://jbride.net/miryoku/seifuku.html

自衛官と知り合う方法から、自衛官妻の馴れ初めインタビュー、子育て調査の記事も掲載されている。自衛隊婚活女子の必読ブログだな。
確かに、自衛官って、公務員なので生活は安定するし、体鍛えて丈夫そうだし、任務で留守がちなのも魅力(海自は特に長い、って。既婚者の本音だよん)で、制服!とくれば、人気出るよね。

私の義弟は軍人で、十数年前、初めて義妹(当時は婚約者)を紹介してもらった時、夫が、「彼女とは軍人ダンパ(死語?ダンスパーティのことです)で知り合ったらしい」と言っていた。で、結婚式に、義弟は軍のユニフォームを着て(義妹は普通にウェディングドレス)、同僚(つまり軍人さん)もみな、ユニフォーム姿で列席していたので、私はフランスの軍人はスーツを持っていないのでは?と疑っていた。ところが、その翌年、私たちの結婚式に出席した義弟は普通にスーツ姿。今思えば、同僚たちは結婚式会場ではナンパ目的で、イケメン度が3割増し効果のあるユニフォームを着ていたのかも。友達の結婚式で知り合った異性と結婚ってフランスでもよくある話らしい。新郎と結婚しちゃったケースもあるし。少し前のブログで紹介したエピソードだけど。

・・制服のせいで、だいぶ話がそれてしまった。

“第二章 センシュアル・エイジング最前線” は、薄毛、男の更年期、EDなど男性特有の悩みについて触れ、それに対するアドバイスも。後はスキンケアやデンタルケア、面白いところでは、女は、男が思っている以上に男の指と手を見ている、と書いている部分。フランスではネイルケアをする男性が増えていると聞いたことがあるし。この章では、あごも取り上げられ、太った人をデブチンと言うのは、あご(chin)が二重三重になって(double)、つまりdouble chinが変化したんだって。このへんの雑学も面白い。
「割れあごに萌える」女性の話も出て来る。割れあごって、日本じゃ長嶋茂雄が有名だけど、フランスなら、夭折の美男俳優ジェラール・フィリップとか(古い?)。



ブノワ・マジメルも割れあご

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私は割れあごは嫌いだけど、萌える人もいるわけで、センシュアリティって、好みの多様性を認めるところから始まるのか、とも思う。

“第三章 男と女の間”は、もう哲学ですな。“男と女は理解しあえるか?”、“恋愛と結婚について――恋愛結婚を生涯にわたって全うすることは可能か?同じパートナーとのセックスを互いに飽きることなく続けることはできるか?”後者に関しては“この二つの命題は、正答不能なのであります”ときっぱり麻奈先生は書いておられる。
フーコー、ユング、サルトルなどの文献にあたり、有名人のエピソードを取り上げ、フランス人を中心に様々な分野で活躍する人々にインタビューして、時には行きつけのレストランにいつも一人でやって来る気になるマダムに声をかけたりと、好奇心旺盛で活動的な人である。だから著書が、いつも面白いんだよね。

麻奈先生と駒つばきの料理長さん
<麻奈先生と8区の和食レストラン、駒つばきにて。木野陽一シェフ(写真右)に、次回は、読後感想をぜひ、伺いたい。>

この本、ヴァレンタインデーかサン・ジョルディの日に彼氏や夫にプレゼントして、「読み終わったら、私に回してね」と頼んでおくのがいいかも。

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<追記>

“制服を着るとイケメン度が3割増しになる”の“自衛隊婚活教室”URLに対して、「こちらもぜひ!」と、『警察官との結婚のすすめ』というサイトを紹介された。
“職業柄『まじめ、責任感が強い、男らしい』男性が多いです。結婚には向いていますね。”とある、確かに・・。高校の冬の衣替えの時、「詰襟着ると、男子は急にみんなまじめに見えるよね」とガールズトークしたことをふと、思い出す。
警察官とのお見合いパーティもあって、けっこう人気らしい。制服を着て参加するのかしらね?何だか、緊張しそうだけど。
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No title

10年くらい前、埼玉県入間の自衛隊基地祭りで、ブルーインパルスの航空ショーを見学しました。アクロバット飛行も大迫力の凄さでしたが、降りてきたパイロットの後をゾロゾロついて歩く「追っかけ」の女の子たちの数にも驚きました。
パイロット、その道の超エリートだもんね。でも、撃ち落とされたら一機億単位のインパルス諸共。命も機体も勿体ないことこの上なし・・。

ジェラール・フィリップ、亡母が大ファンで、部屋に写真が(未だに)飾ってあります。

Re: No title

へー、やっぱり人気があるんだ。追っかけまでいるなら、パイロットは婚活なんて必要ないですねぇ。
お母様、ハイカラ(って今時使う?)ですねぇ、やっぱり。


> 10年くらい前、埼玉県入間の自衛隊基地祭りで、ブルーインパルスの航空ショーを見学しました。アクロバット飛行も大迫力の凄さでしたが、降りてきたパイロットの後をゾロゾロついて歩く「追っかけ」の女の子たちの数にも驚きました。
> パイロット、その道の超エリートだもんね。でも、撃ち落とされたら一機億単位のインパルス諸共。命も機体も勿体ないことこの上なし・・。
>
> ジェラール・フィリップ、亡母が大ファンで、部屋に写真が(未だに)飾ってあります。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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