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婚活の成功に、大切なことを教えてくれる 岩本麻奈著『フランス女性に学ぶ 結婚という呪いから逃げられる生き方』


実にインパクトあるタイトルの岩本麻奈先生の最新作。この“呪い”という言葉、去年の某大ヒットドラマの最終回で印象的に使われていたとprologueに書かれているが、私もこのドラマ、インターネット動画で見ていたので、よく覚えております。この大人気アラフィフ女優の台詞、共感した女性は山ほどいるのでは。
本書の帯にもダメ押しのごとく『呪われた!?大人世代の婚活女性に送る』と書いてあるし。
“呪い”と聞いて、私たちの世代が思い出すのは、楳図かずおの名作『呪いの館』(忘れられない主人公のたまみ・・)。でも、本当の“呪い”は、もっと身近にあったのか。



婚活 コトバンクによると、≪合コンやお見合いパーティーへの参加、結婚相談所や情報サービス会社への登録など、結婚相手を見つけるための積極的な活動≫のことだそう。
≪就職活動を表す「就活」をもじった造語で、(途中省略)晩婚・非婚時代において、理想の結婚相手を見つけるためには、就職活動と同じく幅広い情報の入手や積極的なアピールが欠かせないという意識≫が表れているらしい。

2015年の国勢調査の結果、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」は、男性で23.37%、女性で14.06%なのだそう。(しかし、人生百年時代に、その半分の50歳まで結婚していないと「生涯未婚」と見做されるのは変じゃない?)

なるほど、結婚が当たり前ではなくなったので、結婚をしたい人は、“積極的な活動”=婚活をするのだな、と、理解していたが、
結婚していない日本人女性の多くが、『得体のしれぬ呪いによって苦しんでいます。』と本書にはある。

はたして、結婚の呪いとは・・、
“年齢”、“女”、“家族”、“世間体”の4つなのだそう。

“年齢”は、適齢期なるものが勝手に設定され(誰の手によって?)、『「もうこの歳なのに結婚していない」などと、年齢と自身の状況を結び付けて悩んでいます』。
そう、かつてはクリスマスケーキ、今なら年越しそばに例えたりする類の。

“女”は女らしさ=『≪Like a girl≫ の縄を自ら結い、その縄で自らを縛』ってきた。
・・女の幸せは結婚、なんて演歌チックなセリフが聞こえそうだなぁ。

“家族”は「親を安心させたいから」、「親を喜ばせるために結婚する。」
これも、ずっと付き合っている恋人と親を安心させるために結婚に踏み切る、というのなら分かるが、結婚願望が特になくても、親の安心のためにしかたなく婚活を始める、っていうのが“呪い”なのだろう。

“世間体”!「結婚しないことへの世間の風当たりの強さから結婚を決意し、また世間から認められやすい人を結婚相手に選ぶ。これらの需要を満たしてくれるのが婚活市場なのでしょう」
♫ 貧しさに負けた~ いいえ世間に負けた~♫ と『昭和枯れすすき』の時代から、日本人にとって“世間”は逃れられない呪縛なのでせう。

そして、本書は、フランス人女性の人生観などを引き合いに出しながら、この“呪い”を解いて、幸せな恋愛&結婚をする方法を伝授してくれるのだ。

著者が婚活ビジネス主宰者に聞いた話によると、『<婚活市場>に出るうえで有利なのは<個性のない女性>であること』で、今時は『モテメイク、モテファッション、モテ仕草、持てるLINEの返信方法』などのマニュアルがある。『婚活は漁なので、(途中略)効率的な漁をするためには、<多くの男性に嫌われない、無個性の女性になること>が重要なのだとか』

それに対して、著者はズバっと
『マニュアル通り、個性を消した自分い寄ってきた男性がいたとしても、その男性は、私以外の別の誰かに治してでも、同じような感情を抱くはず。』
『<量産型モテ女>になり、大勢の男性から声をかけられるようになるということ、それは、都合のいい使い捨ての女になるリスクを抱えることでもあります』

その通りとしか言いようがないですね、はい。

そういえば、情報サイトで、婚活アドバイザーが、『今まで見たことのないジャンルの映画を見たり、行ったことのない場所へ出かけたりするなど、いつもと違う選択をするのも環境を変えるいい方法。普段の生活で自分が出会わない人と交流できる機会をできるだけ多く設ける』とアドバイスしていたのを読んだことがある。
私はむしろ逆だと思うんだよね。自分の好きなジャンルの映画を観に行けば、同じ趣向の人が来ている可能性が高いし、自分が居心地のいいと思える場所に行けば、そこで同じ感性の人に会えるのでないか?
出会いのチャンスを広げるのは、むしろ自分と同じ趣味をもった人が集まる場所に行くべきだ。結婚相手に求めることに、価値観や金銭感覚が同じであることを挙げる人がいるが、それって初対面では分からないことだし。まあ、フランスで知り合った日本人女性で、政治デモに参加して、そこで出会ったフランス人男性と結婚した人もいるけど、価値観と言うか思想の一致、ってところか。
まず、無難な出会いの入口は趣味だろうな。ワインが好きならワインスクールに通うとか、こけしが好きなら東京こけし友の会に入るとか。
ワイン好きならスクールで理想の異性に会えなくても、そこで仲良くなった人と試飲会に行くとか、ワインフェアやワイナリー巡りをしたりするうちに、人の輪が広がり、そこに出会いのチャンスがあるだろう。(と、考えて最近、出会い目的にワインスクールに入る人も増えているそうだが)

ワインを例に挙げてみたが、まさに著者は『女は大量生産のワインになってはいけない。』、『取り換えのきかない唯一無のアーティザン(アーティスティック)なワインになってこそ、本物の恋愛ができるのです。そうした恋を経て、それがいずれ、結婚という道につならることもあるでしょう』と述べている。

つまり、婚活の初めの一歩は、無個性になることではなく、個性的な自分を押し出すことなのである。
それって、むしろラクなことじゃないの。自分を偽らずにありのままの自然体でいればいいのだから!
とそう話は簡単ではない。具体的な、呪いの解き方については、ぜひ、本書を手に取って熟読してほしい。中にはいっそ、マニュアルどおりに無個性な女を演じた方がラクそう、と思う読者も出て来るかもしれない。単に結婚がしたいだけならそれでもいいだろう。でも、幸せな恋、結婚をして、素晴らしい人生を送りたいのであれば、やはり呪いを解く努力をした方がよさそうである。

こちらの著作も同時に、読めば、これから婚活する予定の人、婚活中の人にとって、向かうところ敵なし、かも。




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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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