FC2ブログ

サンタクロースの存在を疑う年頃

この日曜日に、毎年恒例の日仏家族の会が主催するクリスマス会に参加した。会員とビジターの30家族ほどが集まり、みんなでクリスマスソングを歌ったり、パネルシアターを観たり。今年は新しい試みとして、受付時に子どもたちに栗を5つづつ渡し、それをお金に見立てて、会員のお母さんたちが手作りした、クッキー、ろうそく、松ぼっくり飾りなどが買うクリスマス・マーケットを開いて、好評だった。
クリスマス会の目玉、というか子どもたちが(親たちも?)一番楽しみにしているのはサンタクロースが会場にやってきて、プレゼントを配ってくれること。これは前もってパパやママが自分の子どものために用意したもの(に子どもの名前を記しておく)を控室に置いてあるサンタ袋にこっそり入れておき、パパの一人がサンタに扮して、プレゼントではちきれんばかりになった袋をかついで登場し、子どもたちの名前を呼び、一人一人に渡すのだ。親はカメラやビデオを構え、「○○ちゃん、サンタさんの横に立って!」なんて指示(?)したり。
クリスマス会サンタ

 このクリスマス会は、会員の中でも小さい子のいる家族を対象としている。年齢制限はないが、サンタの存在をまだ信じている年頃の子どもたち、というニュアンスだ。
 うちの息子は7歳だが、同じ年や一歳年上の子どもたちも何人か参加していたし、小さい子どもたちに混じってサンタからプレゼントを受け取ることに、何の抵抗もないようだった。
 ただ、私が会場で受付をしていた時のこと。息子と同じ年の女の子が、「サンタさん、いつ来るの?」と聞いてきたので、「もう、少し後かな?遠いところから来るからねぇ」と言うと、「誰がサンタなの?」・・これは、誰のお父さんがサンタ役なの?ということを意味するのだろうか?と、「だ、誰なんだろうねぇ?分からないねぇ」とちょっと動揺してしまったが、幸いにもそれ以上は突っ込まれなかった。
7歳、そろそろサンタの存在を疑い出す年頃か?息子はまだ信じているのだろうか?でも女の子の方がませてるし・・。
kenzoro
(zoroのメイクをしてもらった息子)

去年のクリスマスには息子はまだ、サンタの存在を信じていた。というのは、毎年イヴは夫の実家で義父母そして義兄の家族と一緒に過ごすが、いつもデザートの直前にみんなでプレゼント交換をする。ただ、さすがフランス人のパーティだけあって、夕方7時にアペリティフが始まるが、10時を回ってもデザートにたどり着かない。息子は次第に不安になったらしく、義父母の家に暖炉がない=煙突がないことに気付き、突然泣き出し、サンタはコンフランのお家(我が家のこと、暖炉がある)に行ったんだ!とパニックを起こしたのだ。それで、慌てて息子のプレゼントだけ、寝室(に隠してあった)へ取りに行き、渡したのだが、4つのプレゼント(義父母から、義兄夫婦から、義兄の義理母から、そして私たちからの計4つ!)をあけることに夢中で、「サンタはいつ来たの?」なんてことは尋ねもしなかった。
 
 今年もまだ、サンタの存在を信じているのだろうか?とさりげなく、昨日の夜、「サンタクロースってどこに住んでるのかな?」聞いたところ、「日本!」。あれ、日仏家族の会のイベントでサンタに扮したのはフランス人パパだったのに?すると息子は日本の幼稚園から借りてきた本『かいけつゾロリ きょうふのプレゼント』(原ゆたか 作)を私に見せる。確かにここに登場するサンタは日本語を話し、“よい子ノート”なるものをチェックし、合格点をとった子にプレゼントを渡すのだ。

そういえば、私もサンタがフィンランド人(フィンランド居住者?)なんて子どもの頃は知らなかったし、そもそもサンタは外国人か?なんて考えもしなかったような・・。
サンタの素生や国籍よりはプレゼントの中身の方が重大な関心事なのだ、多くの子どもにとっては。クリスマス会に参加している子の中にはサンタの存在は疑っていても、まあ、プレゼントがもらえるし、しかもちゃんと私の欲しいものだし、なんて考えているおませさんもいるかも。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

ふふふ。

江草さん、こんばんは~。

私は、幼少の頃はサンタクロースを信じてはいましたが、欲しいプレゼントは全くもらえず(両親の懐事情によりプレゼントが決まっていたせいか?子供の欲しいプレゼントリストは全く無視でした。)いつも、「どうして?サンタさんは私には欲しいプレゼントをくれないんだろう??いくら世界中の子供にプレゼントを配るのが大変でも、一度くらいは?聞いてくれてもいいのになあ~・・・」と、密かに?差別感を感じていて、「もらえるのはうれしいけど、なんだかなあ・・・毎回ピントハズレなんだよなあ・・。」などと、思っていたりしました。

こう思うようになり始めてから?サンタさんに期待しなくなり・・・自然と?無事に?サンタ離れをしました。

なのでケンちゃんは、暖炉のある家じゃないとサンタは来ないと本気で思って泣いてしまったのは、ある意味純粋だと思います。かわいいですね。日本にいると回答してしまうのも、納得です。

でも、私は、サンタはじつは?異性人だと思ってました。絵本などでは、北欧出身と描かれていましたが、「いや、これは永久凍土の広がる別の惑星からきてるのかも??」と・・。

今、思い返すと?ちょっとぶっとんでましたね~。



うちの子も・・・

江草さん、こんにちは♪
息子さん!メイク、ばっちり決まってますね!
そして、とても大事そうにプレゼントを胸に抱えていて、とても嬉しそうですね^^

サンタさん・・・うちの子は、9歳なのですが、まだ信じているようです。
まさか、ホントの事知ってるけど、知らないふりしてないと、サンタさんからプレゼントもらえなくなると思ってたりして?(苦笑)。

実は今から、いつ事実を知るのか?どうやって知るのか?心配してます。
ずーーーと、プレゼントあげるわけないもいかないですしね。
サンタさん魔法使えるから、高い物でも心配ないよ~ちゃんと、くれるんだよね~とか、言ってますしね(汗)。

息子さん、サンタさんは日本にいると思っているのですね^^
気持ち、良く分かります~!






そういえば

マダム・かおりんさん、こんにちは。

そういえば、私もサンタから欲しいものをもらえなかったような。しかも、使い方がわからないおもちゃをデパートに持って行ったような・・、今考えるとどうやってつじつま合わせをしていたのやら・・。

微妙な年ごろ

Melody021さん、こんにちは。

9歳、微妙な年ごろかも。
でも、赤ちゃんはどこから生まれてくるの?って悩む前に、サンタの問題は解決しているものでしたっけ?自分がその年の頃は、どうだったかしら・・?

おすすめ情報

おすすめ情報

プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

最新記事
カテゴリ
AI翻訳
コスメ
コスメ
ワイン
ティー
航空券
レストラン予約
フランス語
アマゾン
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード