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アルプ・オート・ド・プロヴァンス県のスキー場プラ・ループ

フランスの貸し別荘やホテルはたいてい1週間単位の予約で土曜日の夕方チェック・インで、翌土曜の朝にチェック・アウトだ。フランス南西アルプ・オート・ド・プロヴァンス県スキー場プラ・ループまで我が家から約800km。この時期の土曜日、アルプス方面に向かう道は渋滞するので、金曜の夕方に出発し、中間地点ヴィエンヌのホテルに一泊する。アルプスが近づくにつれ、車の屋根にスキーを載せた車が増えてくる。尾根に雪をいただく山が見えてくると、スキーに関心はなくても、なんとなく気持ちがうきうきした。

ナビの指示に従ったら変な山道に入り込み、道路が凍っていたため引き返したりで、結局、宿に着いたのは16時頃。
まずは、息子のスキー・スクールの登録証をもらいに行く。午前中のスクールを申し込んだはずが、「一杯なので午後にしてくれ」と言われる。ここらへんのいい加減さはフランスならでは。また、スクールの行われるゲレンデまではゴンドラで上らなければならず、息子は1週間有効のゴンドラ+リフト券、夫が付き添いようの1週間有効のゴンドラ券を買う。これで、毎日午後は私一人、宿に残ってゆっくり原稿書きができるのだ!とほくそえむ。
翌日、日曜午後から息子はスキー・スクールに参加。戻ってくるなり「疲れた」とベッドに倒れこむが、「楽しかった」と一言。夫も「ちゃんとほかの子と同じようにやってたし、上手に滑っていた(親ばか?)」と満足げな様子。初日、夫はビデオカメラでスクールの様子を撮影し、それをさっそく見せてもらうと、なんだか息子はインストラクターのアンヌにいつもぴったりくっついている・・、まあ、一人、みんなから離れているよりはいいか」
3日目の火曜日は天気がよかったので、プラスチック製の橇を買って、昼前から私も一緒にゴンドラでゲレンデに上がり、橇遊びをした後、そこのカフェテリアでランチを食べる。
スクールの始まる前に息子はスキーをはき、初心者向けのゆるい坂をベルトコンベアで上っていく。転ばないかと不安で見ていると、まっすぐに滑り降りてきて、転ばないし、ストックなしでちゃんと上手に止まれる(初心者コースはストックを使わない)。子どもだから上達が早いのか?私がスクールに参加しても3日目でこれだけ滑れるようになるとは思えない。

スクールが始まり、息子にカメラを向けていると、インストラクターのアンヌが「あなたはスキーしないの?」、「しません」、「じゃ、Kenが教えてくれるようになるわよ」!
スクール終了の時間までカフェテリアのテラス席で過ごすことに。しかし、スキー場は寒いもの、と思っていたが、太陽が出て、風がないと暑い!日差しがあまりにも強かったのでカフェの中に入ろうとしたら、フランス人はみんなここぞ、とばかりにテラスに出て寝椅子に寝そべって日光浴をし、屋内には誰一人おらず、掃除のために椅子がテーブルの上にのっけられている。そういえば、以前、公園でピクニックをしていた時、太陽が顔を出したとたん、日本人ママグループは日陰に逃げ込み、フランス人パパや周りのフランス人グループは日なたに残り、日光浴していたっけ。日焼けを恐れた私はもちろん、日焼け止めクリームを塗り、さらに手袋をして、帽子を目深にかぶって、過ごした。

スキー教室

最終日の金曜日は午前中に親子3人でかんじきツアーに参加しようと思ったら、参加者が定員に達していないということで、お流れ。青空が出ていたので、午後は息子がどのくらい上達したかを見るために、私もゲレンデに上る。太陽はさんさんと輝いていたものの、風があったので、けっこう寒く、お尻の下にホカロンまで敷いていたが、隣にいたフランス人の若者はビールなんぞ飲んでいた。体感温度が違うのだ。
息子たちのグループはリフトに乗って、はるか山のかなた(に私には思えた)まで、上っていき少しづつ降りてきた。最後の斜面をすいすいと他の子どもたちと降りてくる姿を夫はビデオカメラに私はカメラに収める。いやー、1週間でここまで上手になるんだ、と感激。
最後にアンヌが、「また、来年ね!Kenはスキーが気に入ったみたいよ」!

実はカフェテリアで夫と来年もまたスキーをやりたいと言ったらどうしよう?と話をしていたところであった。この1週間、午前中は買出し、プール、アパルトマンの近くで雪遊びをした。問題は午後、シャトルバスでゴンドラ乗り場まで行き、ゴンドラでゲレンデまで上がり、夫はそこで2時間半続くスクールの間、ずっと待っていなければならない。別に降りてきてもいいのだが、二往復して、残った時間でたいしたことはできない、とぶつぶつ言っていた。私は二人のいない間にゆっくり原稿書きに集中できて、満足だったが。
次回は子どもだけのスキー旅行に送り込むか(来年はまだ8歳で、何しろ障害があるので一人で送り出していいものかどうか、心配)・・。それとも、宿とゲレンデまで歩ける距離で、プールはもちろん、他のアクティヴィティができて、息子がスクールの間、夫も有意義にすごせるようなスキー場を探すか?もしくは夫もスキー教室に入れる、という方法もあるぞ。

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No title

体感温度が違うというのは確かで、以前富士山の登っていて、太陽の出るまでは大変寒いのだけれども、外国人の女の人がスカートを履いて富士山の山頂を歩いていたのは唖然としました。

ちなみに雪質はどんなでしょう? サラサラ、それともベタベタ。雪だるまが作れればベタベタですが。

やっぱり!

江草さん、こんばんは。

やはり?思ったとおり??Kenちゃん、スキー上達したようですね。
確かに、同伴者はいろいろ大変だとは思いますが、でも、せっかくですから、旦那さんも一緒にスクールに入られて、少し?大人もウオーミングアップしてみてもいいかも?しれませんよ。
スクールなら、決して無茶はしないですし、インストラクターがいますから、何かと安心ですしね。

大人も一緒に楽しむのが一番いいですよ!

さらさら

ushizakaさん、こんにちは。

雪はさらさらだったかと。
雪だるま作ろうとしても、雪玉にすると、割れてしまいました。

うーん

マダムかおりんさん、こんにちは。

確かに、何人もの人から「せっかくなんだから、スキーすれば」と言われ、大人用スクールもあるようなのですが。
なんか、すいすい滑っている人を見ても、私もあんな風になりたい、って思えないんですよね。
しかも、知り合いでスキーが得意な人が、この冬に骨折し、今、リハビリでたいへん、なんて話を聞くと・・。

No title

江草さん、こんにちは~

息子さん、前から思っていましたが、運動神経が素晴らしいですよね!
一週間で、そんなに上達されるとは感心しました!
(うちの子は、学校の授業でスキーしているのですが、どうもイマイチのようです。)
でも、スキー場まで行くのは、けっこう時間がかかるのですね。

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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