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日本人がニューカレドニアで作る、有機栽培のコーヒー

拙著『夢は待ってくれる』の日本の発売元、東京文献センターの編集者から「今度、新しく出した本です」と一冊の新刊書と粉コーヒーが送られて来た。
本のタイトルは『カフェ・ロラ四銃士』。著者の松本健さんは日本とフランスで歯科医の免許を取り、名古屋で歯周病専門医院を開業していたが、引退後の定住地としての“楽園”を探しに訪れたニューカレドニアでフランス人の青年実業家クリストフに会う。そして、彼の「一緒にコーヒーを栽培しないか」の一言で、123ヘクタールの土地を買い、“コーヒーについての知識は0に近”い状態で、コーヒー農園を始めた、という、・・ずいぶん、思い切りのいい人である。カフェ・ロラは松本さんの手がけるコーヒーのブランド名で、四銃士は松本さん、共同経営者のフランス人クリストフ、農園で働くカレドニッシュ(ニューカレドニア生まれのフランス人)のリシャー、先住民族メラネシア人のパウロの4人、コーヒーを力を合わせて作る仲間である。この本は松本さんの体験記で、ニューカレドニアの魅力、生活する中で感じたカルチャーギャップ、そして農園経営、コーヒー栽培について等々が、素朴で率直な文章で綴られている。

ニューカレドニアの美しい風景写真がたくさん載っているこの本を読み、何にでもすぐ影響される私は、「行ってみたい!」と、さっそくネットでニューカレドニア・ツアーを検索し始める。ただ、ニューカレドニアは遠いし、物価も高いので、フランス領で、もちろんフランス語が通じるし、あんなに美しい海がある(天国に一番近い島!)にもかかわらず、フランス本土人には不人気、と聞いたこともある。夫も「日本よりも遠いんだぜ」とあんなところに行く人の気がしれない、という口ぶりだ。確かにパリからは飛行機で21時間もかかる。日本からなら8時間で行けるので、パリ発のニューレドニア+日本なんてツアーもあるらしい。

さて、本に添えられてきたレギュラーコーヒー粉はむろん、松本さんの農園で作られた有機栽培のコーヒーだ。さっそく淹れてみると、おいしい!旨い、まずいをはっきり言う夫も(グルメってわけじゃないけど)、「悪くないな」、と一言。
「とてもおいしかったです」と松本さんにメールすると、「自然に満ちた綺麗な環境から出来たものですから、美味しいです」と自信に満ちふれた返事が。穏やかな気候、美しい海、緑の自然に囲まれて、自ら美味しいといえるコーヒーを作るなんて、羨ましい。もちろん、本書にはコーヒー作りのたいへんさ、松本さんの奮闘ぶりも書かれているが。

さて、このおいしいコーヒー、残念ながらフランスでは販売されていない。フランスにいる知人で有機栽培の日本茶をフランスに輸入し、フランス産ハーブティを日本に輸出している人がいるので、売り込んで、フランス販売のルーツを作ってもらおうかな、なんて画策している。




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カフェ・ロラ四銃士

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江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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