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あてにならない、フランスの天気予報

「水曜から再び雪。ただ、前の週ほどの大雪にはならない」が、先週の頭に発表された天気予報であった。ところが・・。

やむなく木曜日にパリでランチと夕方の取材アポを入れていた、私。水曜は雪が降らなかったので、木曜から?と心配していたが、小雪がちらついた程度で、あとは雨が降った程度。天気予報はいい方にはずれてくれたじゃん!と、翌金曜も天気がよくて、雪の気配なし。ところが、土曜日の朝に雪が降り始め、クリスマス・ヴァカンス前の最後の野球の練習に息子は参加できず。野球教室は、我が家から車で30分ほどのところで、しかも、ノルマンディに向かう高速を通るので、週末ヴァカンスに出るパリジャンたちの車も少なくない。さらに雪となれば・・・。今月は、雪や小学校高学年チームの試合があったりで、息子は一度も野球教室に行かなかったなぁ、と残念に思いながらも、前の週の雪による大渋滞で、高速道路上の車中で一夜を過ごした人のニュースが頭をよぎり、野球は諦める。

私の剣道クラブは車で20分程度のところにあるが、こっちも休むか、と思っていたら、午後14時半頃に雪がやみ、空も明るくなる。遅刻だけど、1時間くらいは稽古に参加できる、と思い切って出かける。まあ、大雪になっても、いざとなれば、電車で帰って来られる場所である。道場から駅までは歩いたら20分近くかかりそうだけど。
道場に着くと、人が少ない。みんな雪を警戒しているのか、と思ったら、単に先生をはじめ、若手は強化合宿に参加しているらしい。少人数で、厳しい先生もおらず、のんびり稽古して、17時少し前に、道場を出た時には、道もすっかり乾いていた。

実は翌日の日曜日に、近郊に住む友人たちを招いて我が家でラクレット・パーティをする予定を立てていた。ラクレットとは、小型の鉄板でチーズを溶かし、それをゆでたジャガイモにとろ~りとかけ、燻製ハム類といっしょに食べる料理。ラクレット専用器具を囲んで、銘々が鉄板でチーズを溶かしながら食べる、パーティには持ってこいの料理なのだ。みんな車で来るので、「これはパーティ決行だな」と、ほっとしていたのもつかの間、道場から家に戻る途中、セーヌ川を越える頃に急に雪がちらほらと降って来る。そこは坂道になっているので、「雪がひどいと、ここは滑るだろうなぁ」、なんて思いながら、我が家に通じる小道に入った時には雪で視界が真っ白になり、無事にたどり着いた時には道はすでに真っ白になっていた。
「ナイス・タイミング」で戻って来たとほっとしていたら、あっという間に庭も真っ白になり、翌日来る予定だった友人が、なぜかちゃんと、住んでいるところが遠い順に電話をかけてきて、「ちょっと行けなさそう」。「クリスマス前に事故起こしたくないから、止めとくわ」。ラジオでまもなく、我が家の近くの道路が通行止めになった、とのアナウンスがあり、帰りが後、15分遅れていたら、とぞっとする。実際、隣のムッシューの息子さんが、車で20分ほどのショッピングセンターを17時過ぎに出たところ、大渋滞にはまり、なんと家にたどり着いたのが夜の10時過ぎだった、と後で聞いたのだ。

翌朝、窓から外を見ると先週以上に、雪が少なくとも10センチは積っていて、車はいっさい通らず。最後に、我が家から一番近くて、車は諦めて電車で来るつもりだった友人が電話をしてきて、「電車も止まっちゃうかも」と、ラクレット・パーティは延期に。

雪だるま


翌月曜から子どもの学校が冬休みに入ったが、その日は夫が休みを取っていたので、パリに出て、久しぶりに会うことになっていた知人とランチにお寿司を食べに行き、その後、二コル・ガルシアの最新作を観て、買い物をして、夕方、プチパレ美術館で行われる假屋崎省吾の個展のヴェルニサージュに、行こうと思っていたのだ。
ところが、月曜の朝、起きて雨戸を開けたところ・・、前日よりもひどい雪。路上駐車している車の屋根に積もっている雪も15センチ近くあるように見えた。
この大雪の中、駅まで歩く?しかも道から、駅のホームまで、屋外の階段を下りなければならず、そこで滑って転んだら?仮にパリまで行ったとしても、帰りに雪がもっとひどくなり、電車が止まったら・・?と結局、全ての予定を諦めることに。

 知人とはまた、近いうちに都合のいい日を決めましょう、ということになったが、残念なのは、假屋崎省吾の個展。さすがに子ども連れでは、ゆっくりお花の鑑賞などできず、この月曜が最後のチャンスだったのだ。最近、年齢のせいか、天候のせいで鬱っぽくなっているせいか、美しいものが見たい!という欲求が強くなっていたので(まあ、若い時だって汚いものが見たい、とは思わなかったけどさ)、すごく楽しみにしていたのに。
 ただ、雪のせいで空港も閉鎖になっていたし、トラックが道を走れずで、色々なところで荷物が届かなかったりしているので(レディ・ガガのコンサートも機材が届かなくて延期、と聞いた)、ヴェルニサージュは無事行われたのかしら?

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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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