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十ン年ぶりの年越しそば&雑煮&紅白歌合戦

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あけましておめでとうございます。

今年の大みそかは、我が家から車で1時間ほどのパリ郊外に住む日日家庭に招いていただいた。5家族(日日、日仏、仏仏家族)+アルファ(近所の子どもたちなど)総勢31名が集った賑やかなパーティであった。
 
最初、夫は「どうせ、みんな日本語でばかり話すんだろ」とか、「そんな遠くまで車で行くんじゃ酒が飲めない」などと文句を言っていたが、「フランス人(特にフランス人夫たち)も何人か来るし、刺身が出るみたい」と言ったら、乗り気になって、なんとその近くの安ホテルをさっさと予約して「これで、おれも飲める」。確かに、飲酒検問が大晦日の夜(正しくは元旦の早朝)は至る所で行われるらしいし。
 前日に、招待主から「市場に行ったら魚が全くなかったので、刺身はなし」のメールが来て、ちょっと不安になったが、当日、持ち寄り品の中に、押し寿司、のり巻き、ちらし寿司があり、おつまみ類からメインのしゃぶしゃぶ、キムチ鍋まで、御馳走が並び、さらに大吟醸酒までふるまわれたので、夫は満足げであった。

 招待主宅は、インターネット経由で日本のTVが視聴できるので、紅白歌合戦を録画して、パーティの間、小型モニターでそれを流していたが、私は、96年秋にパリに来てから、年末年始に日本に帰ったことが一度もないので、紅白を見たのは、14年ぶり。出場歌手は知らない若造たちばかりで、似たような歌詞の曲だし、歌い方もきんきん声で不自然。「昭和の歌謡曲が懐かしい」とおばあさん気分。司会の嵐も二宮くんしか知らないし。まもなく森進一や北島三郎、小林幸子(衣装が『デビルマン』の妖鳥シレーヌみたいだった)など、懐かしい顔が出てきて、ほっとする。聞き覚えのある演歌(『襟裳岬』とか。『天城越え』より『津軽海峡冬景色』がよかったんだけど)を聞きながら、年越しそばを食べて幸せな気分になる。年越しそばも、夫がそば嫌いなので、ずっと食べる機会がなかったのだ。
 
その後、デザートが出てきて、日本茶で締め、朝の2時過ぎにお開き。
ホテルに戻ると駐車場には1台しか車が止まっておらず、サービスの悪いホテルなので(タオルも石けんも置いてなかったので、文句を言いにフロントに降りたら、誰もおらず。翌朝持って来たけど)、客が来ないんだろう、なんて夫と話しながら、部屋に上がる(夜は無人フロントだし)。 
 ところが、翌朝、朝食をとりに一階に下りると、駐車場には十数台の車が。フランス人にとって朝2時なんてまだ宵の口だったのだ。

 元日は、息子と二人、これまたパリ郊外(と言っても我が家と違ってパリに隣接している町)に住む、日仏家族宅にランチにお呼ばれ。こちらは日本人ママと子どものみの集まり。だんなさまが元旦も仕事というお二人(+子どもたち)に、一人でのんびり過ごしたいだんなをもつ(?)私が同席させていただくことに。
 ホテルの朝食が祝日なので、9時からだったこともあり、慌てて食べてばたばたと家に戻り、前日に準備しておいた持ち寄り品に火を入れながら、慌ててメイク(3分メイクですが)。パンツ一丁でベッドに入りマンガを読んでいた息子を、出かけるから早く着替えなさい、とせかし、慌てて駅へ。
実は元旦は12時まで、電車は無料なのだが、そんなことは全く知らず(今まで元旦といえば寝正月)、回数券を息子と二人、自動改札機に通した後、横のドアが解放されているのに気付く。う~、正月早々、なんてもったいないことを!とショックを受ける。これは、きっと神様からの「近視眼的にしかものごとを見ないと、儲けるチャンスを見過ごしますよ」という戒めに違いない。

 元旦のパーティは、ちらしずし、きんぴらなど和食を中心としたメニュに、お雑煮まで登場。夫も息子ももち嫌いなので、久しぶりで、うれぴー。手作りのあずきあんこはおもちで食べるつもりが、お腹がいっぱいになってしまったので、バニラアイスにかける。こちらもおいしくて、元旦から幸せな気分に。

 そして、再び、録画された紅白歌合戦を、プラズマ大画面テレビでじっくり鑑賞。前日は、おしゃべりしたり、お台所を手伝ったりで、見逃していた“知っている”歌手がたくさん、いたのだ。郷ひろみとか、和田アキコとか。聖子ちゃんや矢代亜紀は出ないのか~、なんて、もう懐メロ番組を見ている心境だった。
 そして、もう一度『襟裳岬』を聞く。いい曲だ。森進一、素晴らしい(拓郎版も好きだけど)。
しかし、森進一、リフティングしてるよなぁ。郷ひろみもまあ、あの年であれだけ踊れちゃうのは、あっぱれなんだけど、なんか、みんなもっと素直に年をとりゃいいのに。
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やはり、お餅最高~!

江草さん、こんにちは。

日本人の正月からすぐ連想出来るお餅は、最高です!
やはり?DNAに組み込まれているのでは??

私は、正月三が日は、毎朝食3つずつ食べておりました・・。
体重計、怖くてしばらく乗れません・・。

お餅

そういえば、うちの会社のアメリカ人もお餅は嫌いだといってました。

今年の正月は一万一千円のwineを買って飲みました。ボルドー産でした。

今年の日本(横浜)の正月の天気は晴天が続いて良かったです。今はとても寒いです。

おもち

マダムかおりんさん、こんにちは。

朝食におもち、ってお正月ならではですよね。
3つ、って大きさによるけど・・。

No title

ushizakaさん、こんにちは。

あの食感は、確かに西洋人にとっては、独特かも・・。
1万1千円のワイン!すごいですねぇ、美味しいのでしょうねぇ。


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プロフィール

江草由香

Author:江草由香
編集者・ライター・コーディネーター。
96年に渡仏し、99年から10年間パリ発日本語情報誌『Bisouビズ』の編集長を務め、同時に日本の雑誌やWebに情報記事、コラムなどを寄稿。
2010年に日仏バイリンガルサイト『BisouJaponビズ・ジャポン』を立ち上げ、ジャパン・エキスポなどパリで行われる見本市で、日本企業や日本人クリエーターの出展をプロデュース、展示会の企画コーディネートの仕事を始める。
2018年に22年間のパリ滞在にピリオドを打ち、日本に帰国。

『BisouFranceビズ・フランス』
https://www.bisoufrance.com/

個人ブログ『湘南二宮時々パリ』
http://ninomiyaparis.blog.fc2.com/

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